トビー(路面電車機関車)|きかんしゃトーマス&鉄道シリーズ解説
路面電車エンジン「トビー」の特徴・登場作・設定を詳解。きかんしゃトーマス&鉄道シリーズの歴史と魅力を一挙紹介。
トビー・ザ・トラム・エンジンは、ウィルバート・ビア・アウドリー牧師とその息子クリストファーによる「鉄道シリーズ」に登場する架空の擬人化されたトラムエンジンであり、スピンオフのテレビシリーズ「きかんしゃトーマス」にも登場する。トビーは、カウキャッチャー(牛よけ)とサイドプレートを備えた路面電車スタイルの小型機関車で、箱形に近い外観と角ばったキャブが特徴的です。ノースウェスタン鉄道の運転番号は7番で、きかんしゃトーマスと同じフファルカール支線で働くことが多く、線路や町の安全を重視する堅実な働き手として描かれます。
特徴
- 外観:路面電車らしい低い屋根とサイドプレートを持ち、カウキャッチャーで道に出ている人や動物を守る設計。車体は角張っていて、台車(トラック)を持つ小型の蒸気機関車風のスタイルです。
- 付属車両:専用の客車「ヘンリエッタ(Henrietta)」を常に連結していることが多く、長年の相棒として描かれます。
- 番号と所属:ノースウェスタン鉄道の7番。支線での貨物や旅客運行、入換えなど幅広く活躍します。
性格と物語での役割
- トビーは落ち着いていて実直、規律正しい性格で、派手な行動はあまり好みません。若い機関車たちの無鉄砲さを諌めたり、困ったときに頼りにされたりすることが多いです。
- 「トラック」などと呼ばれる貨車たちが引き起こすトラブルに巻き込まれるエピソードがあり、それらの騒動を通じて協力や責任の大切さが描かれます。
- 他の主要な機関車(トーマス、エドワード、パーシー等)とは友好的な関係にあり、支線での運行や問題解決の場面で重要な役割を果たします。
刊行・メディア展開
トビーは1952年の『鉄道シリーズ』第7作、路面電車トビーで初登場しました。その後もシリーズに度々登場し、性格や背景が掘り下げられます。トビーに焦点を当てた作品の一つとして、息子のクリストファー・オードリーによる6冊目の本『トビーとトラックとトラブル』などがあります。
テレビシリーズ「きかんしゃトーマス」でもトビーは人気キャラクターの一人で、映像化により子ども向けにより親しみやすい性格付けやビジュアルが加えられました。絵本・玩具・アニメ等、多方面で商品化され、幅広い世代に知られています。
模型的・文化的背景(概略)
トビーのデザインや設定は、かつて街中や産業路線で使われていた実在の路面電車機関車(トラムエンジン)の特徴を踏まえています。短い半径での走行や道路との併走を想定した構造が物語上の特徴として生かされ、こうした特殊な機関車の存在を子どもたちに紹介する役割も果たしています。
まとめると、トビーは「堅実で頼りになる路面電車の機関車」として『鉄道シリーズ』と『きかんしゃトーマス』の世界で愛されているキャラクターです。彼の外見的特徴(カウキャッチャーやサイドプレート、専用客車ヘンリエッタ)、物語での落ち着いた性格、そして支線での重要な役割が、長年にわたり多くの読者と視聴者に親しまれています。
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