Too Coolは1998年から2001年頃にかけてWWE/F(当時はWWFを含む)に参戦していたプロレスのタッグチーム/厩舎(スタブル)で、ファンから高い人気を集めました。彼らはヒップホップを取り入れた軽快なキャラクターと、リング上でのダンスパフォーマンスで知られ、観客を巻き込むエンターテインメント性が特徴でした。
メンバー
主なメンバーは以下の通りです。
- スコット・テイラー(Scotty 2 Hotty) — チームのダンサー的存在で、決め技「The Worm(ザ・ワーム)」などの見せ技で人気を博しました。
- ブライアン・クリストファー(グランドマスター・セクセイ / Grandmaster Sexay) — ユーモアとソウルフルなキャラクターでチームに彩りを加えました。
- 力士(Rikishi) — 1999年に加入してチーム編成を安定させた大型レスラー。身体を使ったコミカルなパフォーマンスや「Stink Face」などの派手な技で盛り上げました。
特徴とリングでの見どころ
Too Coolの試合は「音楽」「ライト」「ダンス」を効果的に使ったショー性の高いものが多く、選手同士や観客を巻き込む演出が多用されました。スコッティの「The Worm」や、セクセイの軽快なムーブ、力士のダイナミックなパワーとコミカルな技の組み合わせが、幅広い層の支持を得ました。
代表的な出来事
彼らが特に注目を集めたのはロイヤルランブルなどの大舞台でのパフォーマンスです。あるロイヤルランブルでは3人揃ってリング上でダンスを披露する場面があり、観客の人気を一気に集めました(ダンスが終わると力士が他の参加者を排除する、という印象的な流れが記憶されています)。このような場面がファンの間で語り草になり、Too Coolの人気を不動のものとしました。
再結成と近年の活動
Too Coolはその後も断続的に再結成を果たしています。2014年1月6日の「Old School Raw」と題されたRawのエピソードでは、Too Coolは力士と再会し、6人タッグマッチで3MB(ヒース・スレーター、ドリュー・マッキンタイア、ジンダー・マハル)を破りました。この試合は、Too Coolの3人が6人タッグマッチに出場するのが13年半ぶりとなったことでも話題になりました。
また、Too CoolはNXT ArrivalでもNXTタッグ王座決定戦でThe Ascensionと対戦しましたが、王座を獲得することはできませんでした。これらの再登場は、往年のファンにとって懐かしい場面となり、新しい世代のファンにも彼らの存在を印象づけました。
その後の影響
Too Coolは単なるタッグチームの域を超え、ショー性を重視したプロレス表現の好例となりました。メンバー各自はソロ活動やインディー・シーン、指導者としての道を歩む者もおり、個々のキャリアもプロレス界に影響を残しています。今でもファンイベントや復帰興行などで彼らのパフォーマンスが見られることがあり、当時の人気は色褪せていません。
主な決め技(代表)
- Scotty 2 Hotty — The Worm(ザ・ワーム)などのショーアップされたフィニッシュムーブ
- Grandmaster Sexay — ヒップホップ系のムーブや軽快な足技
- Rikishi — パワームーブや「Stink Face」などのコミカルなフィニッシュ
Too Coolは1990年代後半から2000年代初頭にかけて、プロレスの「エンターテインメント性」を象徴する存在でした。音楽とダンスを取り入れた彼らのスタイルは、現在もファンの記憶に強く残っています。