ヴィジャヤナガーラ帝国
ヴィジャヤナガラ帝国は、インドの帝国である。1336年以降、デカン地方、半島、南インドに存在した。ハリハラ(伯牙)とその弟ブッカ・ラヤによって建国された。帝国の名前は、首都ヴィジャヤナガラ(現在のインド・カルナタカ州ハンピ)にちなんでつけられた。1336年に始まり、1660年に終わったが、最後の世紀にはその勢力を失い始めた。ポルトガルのドミンゴ・パエスやヌニッツ、ベネチアのニッコロ・ダ・コンティなど、ヨーロッパの旅行者が帝国の富と権力について語っているが、帝国の誕生と歴史の話は定かではない。

ヴィジャヤナガーラ帝国の範囲
王朝・国王
このリストは、ロバート・スウェルの著書(A Forgotten Empire)をもとに作成しました。
サンガマ王朝
- ハリハラ1世(デヴァ・ラヤ) 1336-1343/56(第3の兄弟がいたとする説もある)。
- ブッカ1世 1343/56-1379
- ハリハラII世 1379-1399
- ブッカ2世 1399-1406
- デヴァ・ラヤ1世 1406-1412
- ヴィーラ・ヴィジャヤ 1412-1419
- デヴァ・ラヤII 1419-1444
- (不詳)1444-1449
- Mallikarjuna 1452-1465 (年代不明)
- ラジャセカラ 1468-1469 (年代不明)
- ヴィルパクサ1世 1470-1471年(年代不明)
- プラウダ・デヴァ・ラヤ 1476年~(年代不明)
- ラジャセカラ 1479-1480 (年代不明)
- ヴィルパクサII 1483-1484年(年代不明)
- ラジャセカラ 1486-1487 (年代不明)
サルバ王朝
- Narasimha 1490-?
- ナラサ(ヴィラ・ナラシムハ) ?-1509
- クリシュナ・デヴァ 1509-1529
- アキウタ 1529-1542
- サダシヴァ(ラム・ラヤの手による傀儡支配者) 1542-1567
ツルバちょう
- ラーマ(実践支配) 1542-1565
- ティルマラ(実質的な支配)1565年~1567年
- ティルマラ(冠位した支配者) 1567-1575
- ランガ2世 1575-1586
- ヴェンカタ1世 1586-1614
Aravidu(年代は不明)には、これらの支配者が含まれている。それぞれの名前の下に複数の支配者がいることは確かである。
- ランガ
- ベンカタ
- ラーマ