WWFハードコア選手権:24/7ルールと歴史・歴代王者まとめ
WWFハードコア選手権の24/7ルール誕生から名勝負・歴代王者の軌跡、クラッシュ・ホリー〜ロブ・ヴァン・ダムまでを詳解
WWFハードコア選手権は、ワールド・レスリング・フェデレーションのかつての選手権である。初代王者はビンス・マクマホンからマンカインドに授与されたことで戴冠した。名前どおり当初はハードコア・マッチ(反則なし・武器使用可・フォールはリング外でも有効など)の性格を反映したタイトルだったが、運用方法は変化していった。
ハードコアルールと24/7ルール
通常のハードコア戦では、反則・リングアウトなし、武器使用可、フォールはリング外でも有効といったルールが採られる。一方でこの王座は、ある時期から「24/7ルール」と呼ばれる独特の運用が導入された。クラッシュ・ホリーがこの運用を象徴する存在となり、「レフェリーがいればいつでもどこでも挑戦・防衛できる」というルールのもとで、試合会場の裏や空港、バックステージなど場所を問わない短い奪取劇が頻繁に行われた。
運用の特徴と見どころ
- 短時間での頻繁な王座交代:24/7ルール下では短期の王座奪取が多発し、エンターテインメント色の強い場面(コメディ的なアングルやサプライズ奪取)が増えた。
- レフェリーの存在が鍵:どこででも防衛が成立するため、レフェリーがその場に居合わせるかどうかが重要だった。
- ハードコアらしい過激さ:武器や環境を活かした激しい攻防も試合の中心であり、真剣勝負としての側面も併せ持っていた。
歴史と最後の統一
この王座は1998年に創設され、その後複数の選手が短期王者を繰り返した。最終的には王座が廃止されることになり、最後の公式チャンピオンは、WWFインターコンチネンタル選手権とタイトルを統一するために、トミー・ドリーマーからタイトルを獲得したロブ・ヴァン・ダムだった。統一をもって王座は歴史の一部となったが、その運用や見せ方はプロレスにおける「即興性」や「コメディ」と「競技性」の混在を体現した。
影響と遺産
WWFハードコア選手権で確立された24/7的なアイデアは、その後のプロレス興行に影響を与え、後年に登場した類似の短期王座(例:WWE 24/7チャンピオンシップなど)にも色濃く反映されている。また、ハードコアというスタイル自体もファンの間で根強い人気を持ち続け、試合構成や演出の幅を広げる要素として評価されている。
総じて、WWFハードコア選手権は「予測不能な展開」「観客を驚かせる即時性」「ハードコアならではの激しさ」を併せ持つユニークなタイトルとしてプロレス史に刻まれている。
歴史
24時間365日ルール
クラッシュ・ホリーがベルトを獲得すると、レフェリーがいる限り、いつでもベルトを守ることができるという24/7ルールを導入した。そのため、チャンピオンが寝ている間にベルトが交換されたり、ブルックリンの遊園地でザ・ヘッドバンガーズがクラッシュ・ホリーを追い回したり(ホリーは最終的にボールピットから脱出し、チャンピオンでありながら建物から逃げ出した)、多くのコミカルな場面を演出した。
統一と引退
2002年8月26日、インターコンチネンタル王者のロブ・ヴァン・ダムがハードコア王者のトミー・ドリーマーを破り、同王座はインターコンチネンタル王者に統一されました。これは、ヴァン・ダムがジェフ・ハーディをラダー戦で破り、インターコンチネンタル選手権とヨーロッパ選手権を統一した1ヵ月後のことであった。

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