マッケイラ・マローニー — 米元体操選手(五輪団体金・跳馬銀)と「Not Impressed」ミーム

マッケイラ・マローニーの五輪金・跳馬銀、引退後の歩みと「Not Impressed」ミーム誕生の裏側を写真で振り返る決定版解説。

著者: Leandro Alegsa

マッケイラ・ローズ・マローニーMcKayla Rose Maroney、1995年12月9日生まれ)は、アメリカの元体操競技選手である。ジュニア時代から台上前転(跳馬)を得意とし、シニアに上がってからは世界選手権やオリンピックで複数のメダルを獲得した。特に2012年のロンドン五輪では、女子団体メンバーの一人として金メダルを獲得し、一躍国際的な注目を集めた。

経歴と主な実績

マローニーは台上前転(跳馬)の非常に強力な演技で知られ、技術、回転力ともに高く評価された。代表的な実績は次の通りである。

  • 2011年 世界選手権:アメリカ代表として団体金メダルを獲得し、跳馬でも好成績を収めた。
  • 2012年 ロンドンオリンピック:女子団体(「フィアス・ファイブ」と呼ばれるチーム)の一員として団体金メダルを獲得。個人種目・跳馬の決勝では銀メダルを獲得した。
  • 2013年 世界選手権:再びチーム優勝に貢献し、跳馬でもトップ争いに加わった。

「Not Impressed」ミーム化

2012年のオリンピックで跳馬の銀メダル表彰式を終えた際に見せた表情が、インターネット上で「Not Impressed(不満げ)」のミームとして拡散した。ある写真で、彼女は微妙に口を斜めに引いた表情をしており、その無表情さが多くの合成画像やGIF、キャプション付きの投稿に使われた。SNSやTumblr、Twitterなどで瞬く間に広まり、ポップカルチャー的な現象になった。

この表情は政治家や有名人などに真似されることもあり、2012年11月にはバラク・オバマ大統領(当時)が公の場でそのポーズを真似したことでも話題になった。マローニー自身は当初このミーム化について軽く受け止めており、世間の関心が体操以外の形でも広がったことに驚きながらも、冗談めかしてコメントする場面もあった。

引退とその後

競技生活ではけがや手術などの影響もあり、2016年に現役から引退した。引退後はモデルやメディア出演、ソーシャルメディアを通じた活動など、スポーツ以外の分野にも活動の幅を広げた。

また、2016年以降、マローニーは元チームドクター ラリー・ナサーによる性的虐待の被害を公に告白し、被害者として声を上げた。以後、被害者支援やスポーツ界の安全対策の改善を求める運動に関わり、被害の可視化と制度改革を後押しする一人となった。

個人情報

マローニーはカリフォルニア州アリソビエホ(Aliso Viejo)で生まれ育った。競技引退後も時折メディアに登場し、体操選手としての功績とともに社会問題への発言でも注目を集めている。



百科事典を検索する
AlegsaOnline.com - 2020 / 2025 - License CC3