7aum Arivu(発音:Ēḻām aṟivu)(英語:Seventh Sense)は、AR Murugadossが脚本・監督を務めた2011年のインドのSF・格闘技映画です。主演はSuriyaとShruti Haasan、主な敵役をJohnny Tri Nguyenが務めています。プロデューサーはウドハヤニディ・スターリン(Red Giant Movies)で、製作は2010年5月に開始され、2011年10月25日にチェンナイでプレミア上映され、その翌日のディワリに合わせて全世界で公開されました。視覚効果は米国のLegacy effects社が担当し、Enthiranに続いてインド映画としては同社が関わった数少ない作品の一つとなっています。
概要(あらすじの要点)
本作は、古代と現代を交錯させる二重構造の物語を描きます。7世紀に活躍した僧侶・武術家の伝説と、現代における遺伝的記憶や生物兵器を巡る陰謀が並行して進行します。Suriyaは過去の人物と現代の主人公という二役を演じ、古代の知識や武術を現代に取り戻そうとするテーマが作品の中核です。物語はサスペンス、アクション、SF的な要素を織り交ぜながら進み、国家安全保障や倫理、科学の利用といった問題も扱われています。
制作・技術面
監督のAR Murugadossは、社会的テーマを盛り込んだ娯楽作として本作を構成しました。視覚効果はLegacy effectsが担当し、当時のインド映画としてはハリウッド水準のエフェクト導入が話題になりました。音楽はHarris Jayarajが手掛け、楽曲や背景音楽は作品のトーンづくりに寄与しています。アクション振付や撮影面でも大規模な野外撮影やスタントが行われ、国際的な技術スタッフも一部参加しています。
評価と興行
公開時の批評は概ね賛否が分かれました。Suriyaの演技や映像表現、野心的な設定は評価される一方で、脚本の破綻や科学的な描写の説得力に欠ける点は批判されました
吹替・国際展開・賞
本作は複数言語に吹き替え・同時公開されました。作品はテルグ語に吹き替えられ(タイトル:7th Sense)、2014年にはヒンディー語で「Chennai v/s China」として再配給されました。マラヤラム語版は原題のままで公開されています。作品は一部団体や映画界で注目され、アカデミー賞の外国語映画賞に関連する候補や話題として取り上げられることもありました(公式のインド代表作選出については組織や年ごとに異なります)。
総評
7aum Arivuは、インドの商業映画としてSF的発想とアクションを融合させた意欲作です。視覚効果や主演俳優の力量が光る一方で、物語の整合性や科学的リアリティを巡って論議を呼びました。インド映画のジャンル横断的な試みの一例として、またSuriyaの代表作の一つとして現在も語られる作品です。