メイン・ストリートのならず者:ローリング・ストーンズの1972年作
ローリング・ストーンズがフランスでの税制上の亡命生活中に録音した1972年の画期的な2枚組アルバム。ロック、ブルース、カントリー、ソウルを粗削りに融合し、大きな影響を与えた。
『メイン・ストリートのならず者』(Exile on Main St.)は、ローリング・ストーンズが1972年に発表した大作の2枚組アルバムである。バンドのメンバーが本国での高い税負担を避けて海外で暮らしていた時期に制作され、長時間のスタジオ・セッション、ゲスト演奏者、そしてアメリカのルーツ音楽を意識的に取り入れたことによって形作られた、自由奔放でざらついたサウンドを捉えている。
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1 画像音楽的特徴と主な収録曲
本作はロック、ブルース、カントリー、ゴスペル、ソウルを、濃密で層の厚い曲順の中に融合しており、しばしば即興的な印象を与える。「Tumbling Dice」や「Happy」といった長く愛される楽曲を収録し、騒々しいロック曲から、より遅く陰影のあるナンバーまで幅広い。プロダクションは洗練されたポップの光沢よりも、埃っぽく生活感のある雰囲気を重視している。
録音と制作
『メイン・ストリートのならず者』の大部分はフランス南部の借り上げたヴィラで録音された。移動式録音機材、訪問したミュージシャン、深夜のテイクが、その混沌としたエネルギーに寄与した。セッションにはストーンズの中核メンバーに加え、多数のセッション・プレイヤーが参加し、プロデューサーのジミー・ミラーとの長期にわたる協働の時代に制作された。
発売時の評価と遺産
発売当時の評価は賛否が分かれたが、後に再評価され、現在ではバンド最大の成果の一つとしてしばしば挙げられる。粗削りな美学とアメリカの民俗的な音楽様式の融合は多くのロック・アーティストに影響を与え、ストーンズをブルースとルーツ音楽の伝統の継承者として印象づける一助となった。
アートワークと注目される事実
ジャケット写真はドキュメンタリー写真家ロバート・フランクが撮影し、アルバムのアウトサイダー的で映画的な雰囲気を強めている。2枚組LPである本作は、多彩な音とムードを提示し、その題名はバンドの税制上の亡命という状況と、アメリカの音楽的な街並みへのオマージュの双方を想起させる。
関連情報
- バンドのディスコグラフィーの概要は、ローリング・ストーンズのアルバム一覧を参照。
- 本作の歴史と再発盤については、追加資料を参照。
著者
AlegsaOnline.com メイン・ストリートのならず者:ローリング・ストーンズの1972年作 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/138196