概要

マーティン・エドワード・デンプシー(1952年3月14日生まれ)は、通称マーティ・デンプシーとしても知られる、アメリカ陸軍の退役四つ星大将である。2011年10月1日から2015年9月25日まで第18代統合参謀本部議長を務めた。これに先立ち、2011年には短期間ながら第37代陸軍参謀総長を務めている。デンプシーは、名誉KBEを含む国外・国内の栄誉を受けており、統合作戦と軍の即応態勢への重視で知られている。

軍歴と職務

デンプシーは陸軍士官学校を卒業し、現役勤務に40年以上従事した。統合参謀本部議長として、彼は米国の最高位の軍人であり、大統領、国防長官、国家安全保障会議に対する主要な軍事顧問でもあった。彼の任期は、米軍がイラクとアフガニスタンで兵力を縮小し、各軍種が新たな戦略上の優先事項に適応していく移行期と重なっていた。

主な役職

  • 第37代陸軍参謀総長(2011年4月~9月)
  • 第18代統合参謀本部議長(2011年~2015年)
  • 陸軍内の各種作戦・幕僚職、戦闘地域での勤務を含む

退役後の活動と公的な役割

2015年9月25日に現役を退いた後、デンプシーは学術界と市民活動の分野へ移った。デューク大学では教授として加わり、国家安全保障や文民統制と軍の関係についての教育、研究、公開討論に携わっている。また、USAバスケットボールの会長も務め、組織に指導経験を生かしている。詳細は、公式略歴およびデューク大学のプロフィールを参照。

評価と特筆事項

デンプシーは、各軍種の連携、専門的な軍事教育、そして兵士とその家族の福祉を重視した人物として広く評価されている。統合参謀本部議長としての時期は、米軍の将来規模や態勢をめぐる重要な予算上・戦略上の議論と重なっていた。現在も、教育、講演、民間機関での組織運営を通じて、防衛問題に関する影響力のある論者であり続けている。