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フォリオ(書籍の判型と写本の葉)

フォリオとは、両面に書かれた一枚の紙葉、または全紙を一度折って作る大型の書籍判型を指す書誌学用語。表面・裏面の区別や、写本・初期印刷における用法を解説する。

概要

「フォリオ」という語は、書籍と写本の世界で相互に関連する二つの意味をもつ。一つは、両面を用いる一枚の筆写・印刷材料を指す意味であり、もう一つは、全紙を一度折って作る書籍の判型を指す意味である。写本目録や書誌では、この語はしばしば紙葉そのもの、あるいは各紙葉を表面(レクト)と裏面(ヴァーソ)に分ける番号付けの方式をいう。

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特徴と用語

フォリオの紙葉には二つのページがある。開いた本で右側にくる面が「レクト」、左側にくる裏面が「ヴァーソ」である。書誌学者は通常、「f. 12r」(第12葉表面)または「f. 12v」(第12葉裏面)のように紙葉を記す。折丁を作るために紙を折る場合、折る回数によって判型が決まる。フォリオは1回折り、クォートは2回折り、オクターヴォは3回折りであり、以下同様である。ただし、最終的な断裁と製本は正確な寸法に影響する。

歴史と用途

フォリオ判は、中世の写本制作および初期印刷において標準的な判型となった。法典、地図帳、著作集など、重要な書物や参照用の書物には大きな紙葉が実用的だったためである。著名な演劇集や著作集を含む多くの初期印刷版が、フォリオ判で刊行された。この判型は可読性と威信を際立たせる。大きなページには広い余白、ゆとりある組版、挿絵や注記のための空間を設けられる。

実用上の区別

  • 記述上の単位としての「フォリオ」は、単一のページではなく紙葉を意味することがある。
  • 判型としては、紙を一度折って作る大型本を指す。断裁・製本前には、一枚の紙から二葉、すなわち4ページが作られる。
  • 書誌記述や収集の分野では、フォリオ判の冊子はクォート判およびオクターヴォ判の版と対比されることが多い。

写本フォリオの例や技術的な記述については、中世写本の目録や印刷技術の手引きを参照できる。写本記述におけるレクト/ヴァーソの専門的用法については、写本用語および筆写・印刷材料としての紙葉の物理的構造に関する資料を参照されたい。

著者

AlegsaOnline.com フォリオ(書籍の判型と写本の葉)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/35368

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