インディアンウェルズマスターズは、カリフォルニア州の小都市インディアンウェルズで毎年開催されるテニストーナメントです。かつては公式スポンサー名がパシフィック・ライフ・オープンと呼ばれていましたが、現在はBNPパリバ(BNP Paribas)が冠スポンサーを務めることが多く、一般には「BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open)」とも呼ばれます。大会は男女の公式ツアーが同時開催される「コンバインド大会(男女同時開催)」として運営されています。
大会の格付けとフォーマット
このイベントは、男子ツアーでは現在の規格に当てはめるとATPマスターズ1000(旧:ATPマスターズ・シリーズ)の一大会に相当し、女子ツアーではプレミア・マンデイトリー(WTAプレミア・マンダトリー)相当の上位大会です。3月に開かれる本大会は、グランドスラム4大会を除くと開催期間が長く、もう一つの大きなコンバインド大会であるマイアミ・オープンと並んでツアーの重要イベントとなっています。
本戦は8日以上にわたって行われ、シングルスのメインドローは男女ともに96人(96ドロー)で構成されます。上位32シードは1回戦を免除され、2回戦から登場する形式が採られます。通常、女子の本戦は水曜日に、男子の本戦は月曜日に始まり、両種目の決勝は翌週の日曜日に行われます。
会場とコート
大会は屋外のハードコート(硬式コート)で行われ、会場はインディアンウェルズ・テニス・ガーデン(Indian Wells Tennis Garden)です。センターコートは観客席数が非常に多く、テニス専用スタジアムとして世界有数の規模を誇るとされ、会場施設や観客環境の良さでも評価されています。
歴史と重要性
インディアンウェルズ大会は1970年代に始まり、その後数十年で規模と国際的な影響力を拡大しました。大会の人気は非常に高く、グランドスラム以外では最大級の観客動員を記録する大会の一つで、開催期間中の来場者数は毎年数十万人に上ります。そのため「第5のグランドスラム(通称)」と称されることもあります(非公式)。
主な優勝者と話題
歴代の優勝者には、男子・女子ともに多くのビッグネームが名を連ねています。男子ではロジャー・フェデラー、ノヴァク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、ピート・サンプラス、アンドレ・アガシら、女子ではセリーナ・ウィリアムズをはじめとするトップ選手たちがタイトルを獲得しています。大会はビッグネームが多数出場するため、年間を通じて注目度が高いイベントです。
賞金・放送・観戦情報
賞金総額は高く、ATPおよびWTAの上位大会に準じた金額設定がなされます。テレビやストリーミングによる国際中継も充実しており、日本を含む各国で放送・配信されることが多いです。現地観戦を希望する場合は、センターコートのチケットやデイセッション/ナイトセッションごとの券種、館内アクセス等を事前に確認することを推奨します。
まとめ
- インディアンウェルズは米国カリフォルニアで行われる男女共催の有力ハードコート大会。
- 男子はATP上位大会、女子はWTAの上位大会の一つであり、シングルスは96ドロー(32シードが1回戦免除)。
- 世界でも観客動員や施設規模でトップクラスに位置し、多くのトップ選手が出場することから高い注目度を誇る。
大会名やスポンサーは年ごとに変更されることがあるため、最新の大会名称や開催情報は公式サイトや各年の大会案内で確認してください。