レーザータグとは?起源・赤外線の仕組みと装備・遊び方を解説

レーザータグの起源から赤外線の仕組み、主要装備、遊び方まで図解でわかる完全ガイド。初心者向けのコツや安全対策も詳しく解説。

著者: Leandro Alegsa

レーザータグは、元々は軍事訓練用のシステムを民間向けに応用したものです。軍用の訓練システム(例:MILESなど)は、銃に取り付けたレーザーや光源と、兵士の装着したセンサーを使って被撃破を判定する仕組みを持っていました。初期の簡易なシステムでは、センサーと銃の連携が未成熟で、タグを取られても銃を撃ち続けられたり、機器の再起動で「リスポーン(第2の人生)」が簡単にできたりするなどの問題がありました。こうした点は実戦では望ましくないため、後のシステムではヒット判定の信頼性や不正防止が強化されていきました。

起源と商業化の流れ

レーザータグのルーツは軍事訓練にありますが、1970〜1980年代にかけてテクノロジーの小型化・低価格化により、娯楽としてのレーザータグが登場しました。1980年代後半からは家庭用やアーケード、専用アリーナで遊べる施設が増え、現在では屋内外を問わず幅広いスタイルのゲームが楽しまれています。施設ごとにルールや演出(特殊音響、ライトアップ、マップ表示など)が異なるのも特徴です。

赤外線の仕組み(光源と検出)

一般的なレーザータグでは、実際に人の目に見える「レーザー光」を直接当てて判定することは少なく、主に赤外線を用います。多くのシステムは赤外線LEDや赤外線ダイオードを使い、レンズやリフレクタで指向性を持たせて照射します。重要なポイントは次の通りです:

  • 変調(パルス)と符号化:赤外線は単なる連続光ではなく、一定の搬送周波数(例:38kHzなど)でパルス変調され、さらに固有のIDやメッセージで符号化されます。これにより太陽光や蛍光灯などのノイズと区別できます。
  • 受信側のフィルタリングと復調:センサーは受けた赤外信号を検波し、所定の搬送周波数やIDが含まれているかを確認して「ヒット」と判定します。光の強さだけでなく、タイミングや符号一致をチェックするため誤検知が減ります。
  • 可視ビーム:プレイヤーの目に見える「ビーム」は実際には狙いやすくするための赤色レーザーや高輝度LEDであることが多く、これはあくまで照準補助です。ヒット判定の本体は赤外線信号です。

主な装備(機材)

レーザータグで使う装備は遊ぶスタイルやシステムで異なりますが、代表的なものは以下の通りです:

  • マーカー(銃型ユニット):トリガー、狙い用の照準、発射ボタン、バッテリー、発射インジケーターなどを備えます。
  • センサーパック(ベスト/ヘッドギア):胸、肩、背中、ヘルメットなどにセンサーを配置して被ヒット箇所を検出します。振動や音、LEDでヒットを知らせるものが多いです。
  • マスターコンピューター/スコアボード:ゲームのスコア管理やランク表示、リスポーン管理を行います。無線で各ユニットと通信する種類が一般的です。
  • アクセサリ:ホルスター、追加のセンサーパネル、拡張モジュール、充電器など。

遊び方とルールの例

レーザータグには多様なゲームモードがあり、以下はよくある例です:

  • チームデスマッチ:チームに分かれて相手チームのスコアを競う。生存数やヒット数で得点をつける。
  • フリーフォーオール:個人戦で最終的な生存者や獲得ポイントを競う。
  • フラッグ/キャプチャー:拠点を取り合う、フラッグを奪取して戻すなどのミッション型。
  • ライフ制・リスポーン制:特定のライフ数が尽きるとゲーム中は一定時間退場し、リスポーンポイントで復帰する方式など。

遊ぶ際の基本的なコツ:

  • センサーパネル(胸・背中など)を狙う。側面やヘルメットのセンサーは位置により感度が違うことがある。
  • チームでの連携や役割分担(スポッター、突撃役、守備など)を決めると有利。
  • バッテリー残量や機器の動作確認は事前に行う。

安全性と注意点

レーザータグは発射物を用いないため比較的安全ですが、次の点に注意してください:

  • 目に直接高出力レーザーを当てるような危険な装置は通常使いませんが、可視レーザー照準を搭載した機種では目への直射を避ける。
  • 屋外でプレイする場合、直射日光や強い反射が赤外線の誤検知を招くことがあるため、機器の設定やプレイ環境に留意する。
  • 機器の改造や不正な再起動(ヒットのリセットなど)はルール違反であり、安全管理上も問題となる。
  • 走行や障害物の取り扱いで怪我をしないよう、施設の指示と基本的な安全ルール(走らない、押さないなど)を守る。

まとめると、レーザータグは軍事訓練の技術を基に発展した、安全で戦略性の高い対戦ゲームです。赤外線の変調とセンサーの復調で精度の高いヒット判定を行い、装備やルールの工夫でさまざまな遊び方が可能です。はじめて遊ぶ場合は施設の説明をよく聞き、機器の扱いやルールに従って楽しんでください。

レーザータグピストルZoom
レーザータグピストル

LASER TAG VESTZoom
LASER TAG VEST

質問と回答

Q: レーザータグとは何ですか?



A: レーザータグは、光と光を感知するデバイスを使用するレクリエーションシューティングスポーツです。

Q: レーザータグでは、プレイヤーは何を使って射撃を行うのですか?



A: 光を感知したベストにLEDを発射するフェイクガンを使用し、命中したことを記録します。

Q: レーザータグは実際のレーザーを使用するのですか?



A:いいえ、レーザータグは実際のレーザーを使っていません。赤外線LEDをミラーで集光して使用します。

Q: レーザータグのベストはどのようにヒットを検出するのですか?



A: ベストは、フェイクガンのLEDから発射される光を登録することでヒットを検出します。

Q: レーザータグは安全なスポーツですか?



A: はい、レーザータグは実弾を使用しないため、一般的に安全なスポーツとされています。

Q: レーザータグの鏡は何のためにあるのですか?



A: レーザータグでタグとして使用される赤外線LEDの焦点を合わせるために使用されます。

Q:レーザータグは屋外で遊べますか?



A:レーザータグは屋内でも屋外でも遊べますが、通常は専用の屋内施設でプレイします。


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