ラッシー(Lassie)—1954–1973年放送のアメリカ製コリー犬テレビシリーズ

1954–1973放送の名作犬ドラマ『ラッシー』—コリーと家族やレンジャーの冒険、エミー受賞歴、玩具やコミック展開まで昭和の人気を徹底解説

著者: Leandro Alegsa

ラッシー(Lassie)は、ドラマ性の高い子供向けのテレビシリーズである。アメリカのCBSで1954年9月12日から1973年3月24日まで放映され、通算19シーズン、約591本のエピソードが制作されました。物語は、忠実で聡明なコリー犬「ラッシー」と、彼女(劇中では雌とされる)が出会う人間や動物の友人たちとの冒険や日常を描いています。

制作と犬の血統

番組はテレビプロデューサーのロバート・マクスウェルとアニマルトレーナーのラッド・ウェザーワックス(Rudd Weatherwax)によって発案されました。ウェザーワックスが飼育・訓練していた犬「パル(Pal)」は、タイトル役のラッシーに選ばれました。パルはテレビシリーズ以前にMGM製作のラッシー映画7本でもラッシーを演じており、テレビシリーズのために2本のパイロットを撮影した後に引退しました。その後のテレビ版ラッシーはすべてパルの子孫が演じており、実際にはすべてオスのコリーが演技していました(スクリーン上では雌の設定)。

スポンサーと音楽

放送期間中(19年間)、キャンベルスープ・カンパニーが番組の主要スポンサーを務め、番組関連の消費者向け商品(コミックブック、プレイセット、衣料品など)が多数販売されました。番組の印象的な「ホイッスルのテーマ」はムジー・マルセリーノ(Muzzy Marcellino)によって演奏され、視聴者に強く記憶される要素となりました。

放送の変遷と舞台設定

シリーズは大きく分けて三つの時代に区分できます。

  • 農場時代(初期〜約10年):中西部の農家を舞台に、若い農場の少年とラッシーの絆を中心に描きました。白黒放送で始まり、後にカラー放送へ移行しました。
  • フォレストレンジャー時代(その後の約7年):ラッシーは農場を離れ、3人のフォレストレンジャーとともにモニュメントバレーやアラスカなどアメリカの自然豊かな地域での人命救助や自然の脅威に立ち向かう冒険に参加します。
  • 児童ケア施設時代(最終2年):番組終盤では、問題を抱える子どもたちのためのホーム(施設)にラッシーが住み、そこに関わる子どもたちの成長や更生を扱うエピソードが描かれました。

キャストと受賞

長年にわたって多数のキャストが出演しました。初期の農場期ではトミー・レティグが少年役(ジェフ・ミラー/Jeff Miller)を演じ、彼が降板した1957年以降はジョン・プロボスト(Jon Provost)がティミー・マーティン(Timmy Martin)役として主要な少年役を務めました。母親役は初期にジャン・クレイトンが、プロボスト時代にはジューン・ロックハートが演じ、ヒュー・ライリー(Hugh Reilly)が父親役を務めました。両女優はエミー賞にノミネートされるなど、俳優たちの演技も高く評価されました。番組自体も初期に2つのエミー賞を受賞しています。

放送終了の経緯とその後

1960年代初頭、プロボスト在籍時のエピソード群は視聴率のピークを迎え、その人気から一部のエピソードは劇場向けにカラーのアドベンチャー映画として再編集されることもありました。プロボストは1964年にショーを離れ、それ以降は設定変更が行われフォレストレンジャーや施設を舞台にした新しい物語が展開されました。

1970年代初頭、連邦通信委員会(FCC)が実施したプライムタイムに関する裁定(Prime Time Access Ruleなどの影響)により番組の編成時間帯が移動を余儀なくされました。長年午後7時に放送されていた番組が午後8時台へ移されたことは、子ども中心の視聴習慣に合わないと判断され、最終的にキャンセルされました。しかし、放送終了後も全国的な再放送(シンジケーション)で長く親しまれ、ラッシーはテレビ史に残る不朽のキャラクターとして再放送や関連メディアで生き続けています。

影響と遺産

ラッシーは単なる子供向け番組を超え、忠誠心、勇気、家族の価値といった普遍的なテーマを描いたことで多世代にわたる支持を得ました。商業的にも成功し、多数のグッズ展開やコミック化が行われ、後年に映画化やリメイク、テレビでの新たな試みが行われるなど、その影響は現在まで続いています。

(注:本記事では番組に関連する主な出来事・構成要素を概説しています。詳細なエピソード一覧や各シーズンの個別解説は別項で扱うと良いでしょう。)

1962年のプロボストとラッシーZoom
1962年のプロボストとラッシー

質問と回答

Q:テレビシリーズの名前は何でしたか?


A:テレビシリーズの名前は「ラッシー」でした。

Q:このシリーズは誰が作ったのですか?


A:このシリーズは、テレビプロデューサーのロバート・マックスウェルと動物調教師のラッド・ウェザーワックスによって制作されました。

Q:タイトルキャラクターを演じたのは、どんな犬ですか?


A:実際のコリーであるパルは、MGMの7本の映画とテレビシリーズの2つのパイロットエピソードでタイトルキャラクターを演じました。

Q:1957年にシリーズプロデューサーを引き受けたのは誰ですか?


A:石油王のジャック・ラザーが『ラッシー』のプロデューサーになったのは1957年のことです。

Q:シリーズに出演していた俳優は誰ですか?


A: トミー・レティグ、ジョン・プロヴォスト、ジャン・クレイトン、ジューン・ロックハート、ヒュー・ライリーなどが『ラッシー』に出演していました。

Q:ラッシーはもともと何時台に放送されていたのですか?


A: ラッシーは19年間を通して夜7時に放送されました。

Q:初期にはどのような賞を受賞されたのでしょうか?A:このシリーズは初期にエミー賞を2回受賞しています。


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