概要
Mama's Familyは、一般に「ママ」として知られるテルマ・ハーパーを中心にしたアメリカのテレビ・シットコムで、人気バラエティ番組内の繰り返し登場するスケッチ「The Family」から生まれた。物語は、率直で意見の強い一家の主婦を中心に、成人した子どもたちや親族とのあいだで起こる家庭内の衝突や、そこから生まれる滑稽な出来事を描く。番組は大げさなユーモアと家族向けのストーリーを組み合わせ、ネットワーク放送とその後の初回放送シンジケーションで放送された。
成立と発展
このシットコムは、労働者階級の家族と、鋭い人物描写に支えられたコメディを見せた繰り返しスケッチから発展した。中心人物はヴィッキー・ローレンスが演じ、彼女はこのキャラクターをスケッチからシリーズへと引き継いだ。番組は、もともとのスケッチが持っていた家族同士の口論を軸にしながら、舞台設定、繰り返し登場する状況、脇役たちを広げ、多シーズンのシットコムとして成立する形に整えた。
放送史
シリーズは1983年初頭に放送開始され、1990年に終了した。最初はネットワークテレビで始まり、その後いったん打ち切られたのち、初回放送シンジケーションで復活した。オリジナルのネットワークでの打ち切りとシンジケート版の復活のあいだには、ネットワーク上で再放送も行われた。初放送、最終回、シンジケーション復帰、ネットワーク再放送の具体的な日付については、当時の放送記録として 初放送、最終回、シンジケーション、ネットワーク再放送 を参照。
形式、登場人物、音楽
番組は、笑い声を伴う30分構成のマルチカメラ方式のシットコムとして作られ、キャスト・アンサンブルは時期によってやや変化した。ヴィッキー・ローレンスがママ役で主演し、ほかのレギュラー出演者や準レギュラーが家族や近所の人物を補完した。テーマ曲「Bless My Happy Home」は、ピーター・マッツが作曲、ヴィッキー・ローレンスが作詞を担当したが、実際のオープニングでは器楽版が使われた。
評価と遺産
作品は必ずしも高尚なコメディとして広く称賛されたわけではないが、熱心な視聴者層を獲得し、1980年代のテレビで親しまれた存在となった。とりわけシンジケート再放送によって、ネットワーク打ち切り後も視認性を保った点が大きい。バラエティ番組のスケッチからシチュエーション・コメディへと成功裏に移行した例として、またヴィッキー・ローレンスのコメディ的個性をより広いテレビ視聴者に示した作品としても注目されている。
注目点
- バラエティ番組内の繰り返しスケッチを元にしたスピンオフ。
- タイトルロールをヴィッキー・ローレンスが演じた。
- ネットワークでの打ち切りののち、シンジケーションで復活した。
- テーマ曲はピーター・マッツとヴィッキー・ローレンスのクレジットで、番組では器楽版が使用された。