Nick on CBSは、CBS Kidshowに代わって2000年9月16日から始まったCBSの土曜朝の子ども向け番組ブロックである。当初は、当時Viacomの傘下でCBSと共通の所有権を共有していたニックJr.の番組を中心に編成され、主に未就学児向けの教育的な要素を含む内容が並んだ。

歴史と再ブランド化

ブロック開始当初は、ニックJr.のイメージキャラクターや短いコーナー(代表的なホストはパイパー・O'Possumなど)によって番組間の連結が図られ、土曜朝の視聴層に向けた一貫した見せ方が採られていた。2002年9月14日に編成が見直され、ブロックはCBS上のニックJr.からより幅広い年齢層に対応する形で再ブランド化され、ニコロデオン(Nickelodeon)の番組も加えられてNick on CBSとして放送されるようになった。

編成・番組構成とホスト

通常、ブロックは土曜朝の数時間枠で放送され、ニックJr.の幼児向け番組と、ニコロデオンの児童向けタイトル(年齢層が上の作品)が混在する構成が取られた。番組間にはパイパーO'Possumなどの短いフィーチャーや案内コーナーが挟まれ、ブロックの継続性とE/I(教育/情報)要件への対応が図られていた。

  • ニックJr.系の幼児向け番組(教育的要素を重視)
  • のちに加わったニコロデオン系の児童向け番組(よりオープンなフォーマットのコメディやアニメなど)
  • ただし、ネットワーク向けのE/I要件のため、ニコロデオンのもっとも人気のある一部の作品は当初のニックJr.路線の時期には編成されないことが多かった。代表的な例としてはスポンジボブSquarePants公正にOddlyParentsなどがある。

企業再編と番組ブロックの終了

2005年の年末にViacomが分割され、CBSコーポレーションは独立した会社となり、Nickelodeonを含むコンテンツは新しいViacom側に移った。この企業再編の影響もあり、ネットワークと番組供給の関係が変化した。結果として、CBS上のニックJr.は2006年9月9日に終了し、CBSはクッキージャーエンターテイメント(Cookie Jar Entertainment)との複数年パートナーシップに基づき、2006年9月16日からCBS上のKOL秘密のスランバーパーティーに置き換えた。

E/I要件と影響

土曜朝のネットワーク番組は連邦通信委員会(FCC)などの基準に沿って教育・情報(E/I)要件に対応する必要があり、Nick on CBSで放送された各番組や短コーナーには、その要件を満たす表示や構成が施されていた。このため、編成上は娯楽性の高い一部ニコロデオン作品の扱いに制約が生じ、番組選定や編集に影響を与えた。

総じて、Nick on CBS(2000–2006)は、CBSの土曜朝枠におけるニックブランドの存在感を高めた一方で、放送基準や企業再編の影響を受けて編成が変遷したブロックであり、その後の子ども向け番組供給のあり方にも影響を残した。