ノースダコタ州議事堂(ビスマーク)—21階建て州庁舎の歴史と建築解説
ノースダコタ州議事堂(ビスマーク)の21階建て塔の歴史と建築美を徹底解説。火災と再建、ロマネスク様式の魅力や見どころを写真で紹介。
ノースダコタ州会議事堂は、米国ノースダコタ州の州庁舎である。議事堂はビスマーク市の東大通り600番地にある21階建ての塔で、他の多くの政府機関もある160エーカーのキャンパス内にあり、ノースダコタ州で最も高い居住可能な建物です。
歴史概要
現在の塔状の州庁舎が建てられる以前、ノースダコタ州の初代州庁舎は1883–84年に建てられました。当時の建物は、アメリカの建築家H.H.リチャードソンによって普及したロマネスク・リバイバル様式の影響を受けた荘厳な石造りのものでした。しかしその建物は1930年の大火で全焼し、州政府は新しい庁舎を建設する必要に迫られました。
現庁舎の建設と様式
火災後、州は経済事情や将来の機能性を考慮して塔状の庁舎を採用しました。現在の州庁舎は1930年代初頭に建設され、アール・デコ様式の影響が感じられる設計が特徴です。縦方向のラインを強調する外観や簡潔な装飾、堅牢な素材の使用などがその特徴で、実用性と象徴性を兼ね備えています。建物の高さは約21階建て、地上からの高さはおよそ約74メートル(約241フィート)で、州内で最も高い居住可能な建築物として知られています。
機能と内部構成
- 州知事や各種行政機関のオフィスが入居し、立法府(州議会)や主要な行政機能の拠点となっています。
- 議場や委員会室、会議室のほか、州の記録や歴史資料を収蔵する施設も備えられています。
- 内部には州の歴史や文化を伝えるモニュメントやレリーフ、装飾が配され、公共の見学ルートが整備されています。
見学と保存
ノースダコタ州議事堂は州のシンボルであり、一般公開やガイド付きツアーが行われることが多く、庁舎の歴史や建築を学べる場として人気があります。周辺のキャンパスには記念碑や緑地が整備され、市民や観光客が訪れる場所になっています。また、歴史的価値を踏まえた保存・維持管理が継続的に行われており、建築的・行政的な重要拠点としての役割を果たしています。
補足:本文中の歴史的な様式名や年代などは、一般的によく知られている情報をまとめたものです。詳細な設計者名や図面、工期の正確な日付などは、公式記録や州の史料で確認できます。
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