オハイオ・バレー・レスリング(OVW)とは — ルイビル拠点のWWE・TNA育成プロレス団体
ルイビル拠点の育成団体OVW(オハイオ・バレー・レスリング)の歴史、WWE・TNAとの関係や主要OBを詳しく紹介。
オハイオ・バレー・レスリング(OVW)は、ケンタッキー州ルイビルを拠点とするアメリカのプロレス団体です。OVWは若手選手の育成に力を入れるプロモーションとして知られ、地元での興行と独自のトレーニングスクールを通じて多くのプロレスラーを輩出してきました。創設以来、他団体との提携関係や独立運営を繰り返しながら、アメリカのインディーシーンおよびメジャー団体の人材供給源として重要な役割を果たしてきました。
沿革と提携関係
- OVWは1997年に設立され、地域密着のプロレス団体として活動を開始しました。
- 設立から2000年まではナショナル・レスリング・アライアンス(NWA)に加盟していました。
- その後、ワールド・レスリング・エンタテインメントの主要な育成地域(デベロップメント契約先)となり、2000年から2008年までWWEの育成拠点として多くの若手選手を送り出しました。
- 2008年2月7日以降は一時的に無所属のプロモーションとして運営され、地元興行や外部との協力を続けました。2011年には、トータル・ノンストップ・アクション・レスリング(TNA、現在のImpact Wrestling)と提携関係を結ぶ時期がありました。
- 長年の歴史の中で、OVWはトレーニング施設としての機能と、テレビやライブ興行を通じた試合披露の場を提供し続けています。
特徴・主な活動
- 育成・トレーニング:OVWはリングワーク、マイクワーク、試合構成、安全管理など実戦的なカリキュラムを持つトレーニングスクールを運営しています。若手選手はここでプロレスの基礎から実践的なスキルまで学びます。
- 定期興行と会場:地元ルイビルを中心に定期的な興行を開催しており、ファンとの接点を維持しています。ホームアリーナでの大会やイベントは育成選手の経験の場となります。
- 外部団体との連携:WWEやTNA(Impact)との提携を通じて、OB選手のメジャー団体への移籍ルートとなってきました。これによりOVWは“登竜門”的な位置づけを持っています。
- 卒業生の実績:OVW出身の選手はWWEやその他大手団体で活躍しており、2011年12月時点で100人以上のOVW出身者(OB)がWWEの番組に登場していると報告されています。
運営と現在の状況
OVWはオーナーのダニー・デービスが運営しており、彼の指導のもと地域密着の経営を続けています。団体は時期によって他団体と育成提携を結んだり、独自路線で選手育成を行ったりして柔軟に活動してきました。2011年以降にもTNAと協力関係にある期間があり、OVWは現在も若手の育成と地域興行を中心に活動を続けています。
影響と評価
OVWはアメリカのプロレス界における重要な育成拠点の一つと見なされています。地元ファンへの支持を背景に、実戦を通じて選手を鍛える環境を提供しており、メジャー団体へ進出する選手を多数輩出してきた点が高く評価されています。
補足:本稿では主要な年表やOVWの基本的な活動内容を概説しました。詳細な大会記録や個別の選手経歴については、専用の年表や選手プロフィールを参照してください。
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