パワーボム(プロレス技)
パワーボムは、相手を肩の上で座らせるように持ち上げ、背中からマットへ叩きつけるプロレスのスラム技。技の手順、主な変形、歴史、安全性を解説する。
パワーボムは、攻撃側のレスラーが相手を自分の肩の上に座らせるように持ち上げ、リングマットへ背中から勢いよく叩きつける、衝撃の大きいプロレス技である。その視覚的な迫力と危険性の印象から、主に劇的なフィニッシュ・ムーブ、あるいは試合の流れを変える局面で用いられる。
技のかけ方
一般的には、攻撃側が相手を仰向けの状態に置き、腕または腰を抱えて持ち上げ、自身の肩にまたがる座位の姿勢へ移行させることから始まる。その位置から攻撃側は座り込む、膝をつく、あるいは仰向けに倒れ込みながら相手を押し下げ、相手が上背部と肩から着地するようにする。落下を制御して負傷の危険を抑えるには、両レスラーの適切な手の位置とタイミングが不可欠である。
画像ギャラリー
7 画像主な変形
- シットアウト・パワーボム:技の完了とともに攻撃側が座り込み、相手は丸まった姿勢で着地する。
- ジャックナイフ・パワーボム:素早く座り込んで相手を折り畳み、フォールの体勢へ持ち込む。
- ポップアップ・パワーボム:攻撃側が相手を上方へ放り上げ、受け止めてから叩きつける。
- トルネード式・ガットレンチ式:回転や異なる持ち上げ方を加え、角度と見栄えを変える変形。
プロレスにおける歴史と役割
パワーボムは、テレビ放送の大会やペイ・パー・ビューの決着に適した、より劇的なスラム技をレスラーたちが求めるなかで発展した。やがて標準的なフィニッシュ・ムーブとなり、ヘビー級やパワーファイター型の選手を代表する技の一つとして定着した。団体や時代によって、キャラクター性や安全基準に合わせて異なる変形が重視されてきた。
危険性と安全性
演出と連携を伴う技であっても、タイミングを誤れば首、脊椎、頭部に実際の危険が及ぶ。指導者は、両者を守るために身体のコントロール、顎を引くこと、連携した着地を教える。その危険性から、この技は監督下の環境で訓練を受けたプロフェッショナルのみが試みるべきである。
名称のある技の種類や、さらに多くの例については、こちらを参照。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com パワーボム(プロレス技) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/78556