マテーラ県:サッシ、地理、歴史、観光
イタリア南部バジリカータ州の県。古代のサッシ洞窟住居、カルスト台地からイオニア海沿岸に及ぶ多様な景観、成長する文化・観光経済で知られる。
概要
マテーラ県は、バジリカータ州南部、イタリアにある行政区域である。県都マテーラは、石灰岩を掘って造られた先史時代の洞窟住居群「サッシ」で世界的に知られ、先史時代から現代まで連なる重層的な文化遺産を有する。同県はバジリカータ州の主要な地域単位の一つであり、内陸の台地とイオニア海沿岸の一部を含む。
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1 画像地理と景観
県内の地形は、深い峡谷と岩の露頭をもつカルスト地形のムルジャ台地から、イオニア海に沿う低い海岸平野まで多岐にわたる。空積み石垣の段々畑、点在するオークとオリーブの林、そして農業に利用される肥沃な平野へと開ける河川谷が、この地域の特徴を形づくる。マテーラ周辺では、地元で「グラヴィネ」と呼ばれる急峻な谷筋が地形を刻み、印象的な景観に寄与している。
歴史と文化的意義
マテーラ地域に人が居住してきた歴史は先史時代にさかのぼり、洞窟集落は数千年にわたって継続的に利用された。20世紀には、サッシの居住環境を理由として住民の大規模な移転が行われ、その後に修復と再生が進められた。マテーラの独特な都市構造はユネスコ世界遺産として国際的に認められており、国際映画の舞台にもなった。また近年には、欧州文化首都の称号を担った。
経済、食文化、観光
農業は依然として重要な経済基盤であり、平野や段丘地ではオリーブ、ブドウ、穀物、園芸作物が主要な産品である。文化遺産、食文化、映画をきっかけとする関心を中心とした観光は、地元産業を補完している。この地域の代表的な料理は、パン、豆類、チーズ、オリーブ油、旬の野菜を生かした素朴なもので、長い農村の伝統を反映している。
行政と主要な町
県は複数のコムーネからなり、歴史的な丘上の町と海岸の集落を併せ持つ。主な町・中心地には次のものがある。
- マテーラ(県都であり文化の中心)
- ポリコーロ(イオニア海岸および考古遺跡の近く)
- ピスティッチとメタポント(農業と海岸の特色をもつ)
- モンテスカリオーゾ、グラッサーノ、フェランディーナ(歴史ある内陸のコムーネ)
交通と特筆事項
県へは、南部の大都市と結ぶ地域道路および鉄道で到達できる。隣接地域の空港や港湾は、国内外へのより広い接続を提供する。マテーラ県は、古代からの人の定住、多様な自然環境、そして考古学的価値と現代の文化生活を融合する再生された都市景観を兼ね備える点で際立っている。
行政および観光に関する詳しい情報は、地方当局や観光資料を参照のこと。県の情報、バジリカータ州の資料などの地域ポータル、バジリカータ州の一般的な紹介、イタリアの国別ガイドが利用できる。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com マテーラ県:サッシ、地理、歴史、観光 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/79654