プエルタ・デル・ソル(太陽の門)—マドリードのキロメートル0、歴史と見どころ

マドリード中心・キロメートル0の象徴「プエルタ・デル・ソル」の歴史と見どころを観光ガイドで解説(カルロス3世像・旧郵便局・熊像、年越し祭の魅力を写真付きで紹介)

著者: Leandro Alegsa

「スペインのヘソ」と呼ばれる「プエルタ・デル・ソル太陽の門)は、マドリード中心部にある象徴的な広場です。1400年代には、街の東側のまたは入り口でした。太陽が東から昇ることから、プエルタ・デル・ソル(太陽の門)と呼ばれるようになりました。現在は、マドリードの「キロメートル0」の中心であり、すべての道路はこの地点を起点に計測されます。

広場は都市改修を経て現在の形になり、1854年に再建されました。広場の中心付近にはカルロス3世の銅像が立ち、赤レンガの建物はかつての郵便局(現在は州政府の建物などに使われています)です。有名な Oso y el Madroño(マドローニョの木と熊)の像もここで見ることができます。プエルタ・デル・ソルは、1962年12月31日からテレビで放送されてている新年のカウントダウン(ラ・カンパナダス)でも特に有名で、時計台の鐘の音に合わせて「12粒のぶどう」を食べて新年を迎える習慣が定着しています。

歴史と変遷

中世には城壁の一部であったこの地点が、都市の門として機能していました。18世紀には行政機関や商業活動が集まり、次第に広場としての役割が確立されます。19世紀の再整備で現在見られる開けた公共空間になり、街路網の基点としての重要性が強まりました。広場に面する建物や広場自体は幾度かの改修を経ており、都市の政治的・社会的な集会場所としても用いられてきました。

主な見どころ

  • キロメートル0の標識:地面に埋められたプレートがあり、スペインの道路網の起点を示します。観光客が記念撮影をする定番スポットです。
  • Oso y el Madroño(熊とマドローニョの木):マドリードの紋章にも描かれるシンボル的な像。広場の角にあり、集まる人々に親しまれています。
  • カルロス3世の像:広場中央に立つ王の像で、18–19世紀の都市整備を象徴します。
  • Real Casa de Correosの時計台:かつての郵便局の建物にある時計は、新年のカウントダウンで全国に中継されることで有名です。
  • 周辺の通りとショッピング:グランヴィアやカジェ・プリンシペ通りなど、歩いてすぐの距離にショップやカフェ、レストランが集まっています。

アクセスと周辺情報

地下鉄「Sol(ソル)」駅が広場のすぐ下にあり、主要路線(地下鉄1号線・2号線・3号線)と接続しています(路線番号は市の運行図で最新情報を確認してください)。バス路線も多数通り、観光や移動の拠点として非常に便利です。

訪問のヒント

  • 日中は観光客で混雑するため、写真を撮るなら朝早めか夕方以降が落ち着いています。
  • 広場は観光客や集会が多く、スリが発生しやすい場所でもあるので貴重品管理には注意してください。
  • 新年のカウントダウンは大変混雑します。参加する場合は公共交通機関や安全確保の面で事前に計画を立ててください。
  • 周辺にはカフェや伝統的なバルも多く、軽食や郷土料理を楽しむことができます。

文化的・社会的意義

プエルタ・デル・ソルは、単なる観光地ではなく、政治集会や市民イベント、祝祭の舞台にもなってきた場所です。街の中心に立つことで、日常生活と歴史・文化が交差するスポットとしてマドリード市民や訪問者にとって特別な存在です。

プエルタ・デル・ソル、左から郵便局の家、マヨール通り、カルロス3世の銅像Zoom
プエルタ・デル・ソル、左から郵便局の家、マヨール通り、カルロス3世の銅像

ギャラリー

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El oso y el madroñoの像

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郵便局舎前の歩道に描かれたキロメートル・ゼロ

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郵便局 - プエルタ・デル・ソル、マドリード。

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マドリード、プエルタ・デル・ソル。- カルロス3世像

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郵便局

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スペイン・マドリードのプエルタ・デル・ソル「ティオ・ペペのネオン広告」夕暮れ時撮影

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カルロス3世像



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