ロック粉
岩石粉(氷河粉)は、氷河の侵食や人工的な粉砕によって生じた粘土状の岩石の粒子である。この粒子は非常に小さいため、川の水中に浮遊し、水を濁らせてしまいます。氷河湖に流れ込むと、湖の色がターコイズブルーに見えることがある。カナダのルイーズ湖やノルウェーのジェンデ湖がその例である。
ペイト湖に流れ込む岩粉
ノルウェーのGjende湖に流れ込むMuru川
農業用
農学者の中には、石粉には土壌の微量ミネラルを回復させる強力な効果があると考える人もいる。1890年代には、ドイツの製粉業者ユリウス・ヘンゼル(『石焼きパン』著者)が、シュタインミール(石粉)を使った実験に成功し、その成果を報告している。しかし、ヘンゼルは技術的な限界や、従来の肥料を使う人たちからの反対もあって、この方法は採用されなかったという。