『ロナルド・レーガン・スピークス・アウト・アゲインスト・ソーシャライズド・メディシン』は、1961年に発売された短い語りのレコードで、後の米大統領となるロナルド・レーガンが、医療への政府関与に対する初期の、そして強い批判を明確に示した作品である。収録時間は約10分で、州や政府が管理する制度が私的貯蓄に取って代わり、個人の自由を損なうおそれがあるというレーガンの主張が述べられている。この録音は、後に彼の政治的レトリックを特徴づけることになる主題の、初期の例としてしばしば引用される。
内容と主要な主題
このレコードでは、いくつかの一貫した論点が示されている。すなわち、公的制度が私的な責任を置き換えてしまうことへの懸念、個人の選択に対する官僚的統制への不安、そして連邦政府の給付拡大がアメリカの機会のあり方そのものを変えてしまうのではないかという、より広い主張である。録音の中でレーガンは、ソーシャル・セキュリティが「私的貯蓄を置き換え始めている」と警告し、さらに、やがて市民は人生の基本的な選択について政府の決定に頼るようになるという滑りやすい坂道を示唆する。「まもなく、あなたの息子は学校にいるのがいつなのか、どこへ行くのか、何をして生計を立てるのかを自分で決めなくなるだろう。政府が彼に告げるのを待つようになるのだ」と述べている。
形式、聴衆、流通
LPとして制作されたこの作品は、連邦医療プログラムの拡大案に関心を持つ幅広い聴衆への配布を意図していた。簡潔で直接的な言葉づかいと、聞き慣れた語り手の声は、俳優および大衆向けの話し手としてのレーガンの経歴を反映している。この録音は保守系団体によって用いられ、「社会化医療」と批判者が呼んだものに対するより大きなキャンペーンの一部となった。音声と書き起こしは、その後数十年にわたって印刷物でも流通し、さまざまな形式で再発行されている。主要な参照先はこの資料で確認できる。
この作品が登場した当時、連邦の医療政策をめぐる議論は熱を帯びており、1965年のメディケアとメディケイドの創設へとつながっていく。レーガンの発言は、政府の制度は善意に基づくものであっても、私的機関や個人の自発性を損なう危険があると主張する反対派の立場を含む、より大きな政治的文脈の中に位置づけられる。
研究者や論評者は、この録音をレーガンの政治的アイデンティティが形成されていく過程を示す資料として扱っている。ここには、限定政府、個人責任、自由への強調が表れており、のちに彼が知事および大統領として公の顔となるうえで中心的なものとなった言葉づかいが見られる。また、このレコードは、政府が運営する医療に対する長年の抵抗を示す歴史的な例として、後年の医療政策論争でもしばしば引き合いに出される。
用語の区別も重要である。「社会化医療」は、政府が運営する医療制度を表すために使われる広い、しばしば論争的な用語である。実際には、メディケアやメディケイドのような米国の制度は、医療提供そのものの全面的な国有化ではなく、他国の一部で見られるようなものとは異なり、公的資金による保険や権利給付の形をとっている。レーガンの録音は、医療の提供と財源確保における政府の適切な役割をめぐる、対立する国民的議論の一方を反映している。