概要
サンタフェはアメリカ合衆国ニューメキシコ州の州都であり、周辺都市圏の中心都市でもある。先住民の言語ではOgha Po'oge(テワ語)およびYootó(ナバホ語)として知られ、市名のスペイン語は「聖なる信仰」を意味する。自治体は郡庁所在地で、サンタフェ郡に属する。2010年国勢調査によると人口は67,947人で、州政府、芸術、観光の地域拠点としても機能している。
地理と気候
サングレ・デ・クリスト山脈の近くにある高原上に位置し、標高はおよそ7,000フィートである。この立地により、高地砂漠気候が形成され、強い日差し、低い湿度、暑いが短い夏、涼しい秋、そして雪を伴うこともある寒い冬が特徴となる。標高は天候にも影響し、澄んだ空と季節ごとの大きな変化を生み出している。
歴史
サンタフェの植民地時代の起源は17世紀初頭にさかのぼり、スペイン当局が州都を設けたことに始まる。長い正式名称は、アッシジの聖フランシスコへの献納を反映していた。この地域には何世紀にもわたりプエブロの人々が居住しており、のちに先住民、スペイン、メキシコ、アングロ系アメリカ人の影響が交わる文化的交差点となった。メキシコ統治期を経て同市はアメリカ合衆国の一部となり、1912年にニューメキシコ州が州昇格すると州都を務めた。
文化・経済・行事
サンタフェには全国的に知られる芸術コミュニティがあり、歴史的なプラザやキャニオン・ロード周辺に多くのギャラリー、工房、美術館が集まっている。サンタフェ・インディアン・マーケット、音楽祭やオペラ祭、工芸市などの年中行事は、来訪者や収集家を引きつける。地元経済は州政府、観光、芸術と工芸、教育、サービス業に支えられている。特にニューメキシコ産チリを使った料理をはじめとする地域料理は、この土地の先住民とヒスパニックの食文化が融合した伝統を映している。
建築と名所
この街の景観は、土壁のアドベ建築とプエブロ・リバイバル建築によって特徴づけられ、土色の壁、平らな屋根、木製のビガが用いられる。主な名所には次のようなものがある。
- サンタフェ・プラザと聖フランシスコ・アッシジ大聖堂
- キャニオン・ロードのギャラリーとジョージア・オキーフ美術館
- 有名な螺旋階段をもつロレト礼拝堂
- サンタフェ国有林などの近隣の公共地
主な特徴
サンタフェは、アメリカ合衆国でも最も古い州都の一つとしてしばしば説明される。継続的な居住と、初期の植民地首都としての役割が、この都市に独特の歴史的地位を与えている。先住民の遺産、スペイン植民地時代の歴史、高地砂漠の環境、そして集中的な芸術文化が結びつき、アメリカ南西部でも特異な都市中心を形づくっている。