シャフハウゼン(スイス)の概要|ミュノート、旧市街、ライン滝の見どころ
シャフハウゼン観光ガイド:ミュノートの要塞とフレスコが彩る旧市街、列車で行くヨーロッパ最大のライン滝の見どころとモデルコース。
シャフハウゼンは、スイス北部の町で、同名の州の州都です。2016年現在の人口は約36,000人です。
町の旧市街地には、外観のフレスコ画や彫刻で飾られたルネッサンス時代の素晴らしい建物が多く、また、印象的な古いカントンの要塞であるミュノートもあります。町から近くのライン滝(Neuhausen am Rheinfall、ヨーロッパ最大の滝、観光名所)へ向かう列車が走っています。
主な見どころ
- 旧市街(Altstadt):色鮮やかなフレスコ画や彫刻で飾られた歴史的建築が立ち並ぶ旧市街は、石畳の路地や広場をゆっくり歩いて回るだけで魅力を感じられます。雑貨店やカフェ、レストランも多く、散策に適しています。
- ミュノート(Munot):円形の要塞で、16世紀に建設されました(建造期は概ね1564年から1589年)。要塞の上からはシャフハウゼンの街並やライン川の流れが一望でき、周囲にはブドウ畑もあります。城壁の上を歩ける箇所があり、写真スポットとして人気です。
- ライン滝(Rheinfall):ヨーロッパ最大級の滝で、幅約150m、高さ約23mとされます。滝の近くには遊歩道や展望デッキが整備されており、滝を間近で見るためのボートや観覧スポットが複数あります。水量は季節で変動しますが、春から初夏にかけて雪解け水で迫力が増します。
- 博物館・産業史:シャフハウゼンには時計産業で知られるIWCの拠点があり、時計に関する展示や地域の歴史を伝える博物館(Museum zu Allerheiligen など)も見どころです。地元の歴史や工芸を学べます。
アクセスと周遊のコツ
- チューリッヒからは列車で乗り換えなしの場合もあり、所要時間は約40〜50分前後。スイス国内の交通網が充実しているため日帰りで訪れる観光客が多いです。
- ライン滝へはシャフハウゼン駅から近郊列車で数分、またはバスで容易にアクセスできます。滝の最寄り駅はNeuhausen am Rheinfallで、駅から徒歩ですぐ展望エリアへ行けます。
- 滝のボートや展望デッキを利用する場合は、混雑する時間帯(週末や昼過ぎ)を避けるとゆったり見学できます。春〜初夏は水量が多く迫力がありますが、冬は静かな風景が楽しめます。
- 旧市街は石畳や坂が多いので、歩きやすい靴をおすすめします。ミュノートの城壁や展望台へは階段を登りますので、歩行に支障のない服装で。
季節とイベント
- 春〜初夏:雪解け水でライン滝の水量が増え、最も迫力ある景観を見られる時期。
- 夏:屋外イベントや市の催し物が行われ、夜間にライトアップされることもあります(時期や催しは年度ごとに異なります)。
- 秋:落ち着いた雰囲気の中で旧市街や周辺のワイン文化を楽しめます。ミュノート周辺のブドウ畑も見どころです。
観光のまとめ(ポイント)
- シャフハウゼンは旧市街の散策、ミュノートの展望、ライン滝のダイナミックな自然という「街と要塞と滝」を一度に楽しめる場所です。
- チューリッヒからのアクセスが良く、日帰り観光にも最適。時間が許せば博物館や工房見学も組み合わせると、地域の歴史や産業をより深く理解できます。
- 旅行前に各施設の開館時間やボート運航情報、イベント情報を確認すると計画が立てやすくなります。
歴史
シャフハウゼンは中世の都市国家で、1045年から独自の硬貨を発行していたことが記録に残っている。一時期、ハプスブルク家の支配下にあったが、1415年に独立を回復した。1457年にはチューリッヒと同盟を結び、1501年にはスイス連邦の正式な一員となった。1857年、シャフハウゼンに初めて鉄道が開通した。
シャフハウゼンは、三方をドイツに囲まれたスイスの一角にある。1944年4月1日、シャフハウゼンはドイツ領空から中立国スイスに侵入したアメリカ陸軍の航空機による空襲を受けた。アメリカは直ちに400万ドルの賠償を申し出たが、この空襲はスイス空軍がアメリカの爆撃機を撃墜したわずか1カ月後のことであった。
1947年、旧ブフタレン市と合併。1964年、旧ヘルブリンゲンの自治体と合併。2009年からは、ヘメンタールも町の一部となっている。
産業分野
シャフハウゼンには、配管システム、工作機械、自動車などの有名な工業会社(ゲオルク・フィッシャー)、国際的に有名な時計メーカー(IWC)、医薬品産業(ベルンハルト・ヨースが設立したシラグ)などがある。
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