Singam 3』は、2017年のインド・タミル語圏のアクション・マサラ映画で、ハリが脚本・監督を務めた。Singam II』(2013年)の続編であり、『Singam』フランチャイズの3作目で、主演はスリヤ、アヌシュカ・シェッティ、シュルティ・ハーサンである。スリヤとハリのコラボレーションは本作で5作目。

あらすじ(簡潔)

主人公は、強い正義感を持つ警察官「ドゥライ・シンガム」。巨大な犯罪組織や腐敗した勢力に立ち向かい、地域の治安を取り戻すために奔走する。アクションとテンポの良い展開、ヒーロー像を強調した演出が特徴で、シリーズ前作から続くテーマや人物関係が踏襲されている。

キャスト

  • スリヤ(ドゥライ・シンガム役) — スリヤ が主演。
  • アヌシュカ・シェッティ — 主演級のヒロイン。
  • シュルティ・ハーサン — 重要な女性キャラクターで出演。
  • そのほかシリーズでおなじみの脇役や新顔が多数出演し、物語の厚みを支える。

製作・撮影

撮影は2016年1月に始まり、ロケ地の一つとしてアンドラ・プラデシュ州のヴィシャーカパトナムでプリンシパル撮影を開始した。大規模なアクションシーンや群衆を使った場面が多く、複数の都市や屋外セットでの撮影が行われた。製作チームはシリーズの持ち味であるテンションの高いアクションとヒロイズムをさらに強化することを目指した。

音楽・技術面

本作はアクション映画らしく、スコアや楽曲が場面の盛り上げに重要な役割を果たす。撮影・編集・美術など技術面でもシリーズのスケール感を維持するために大規模な体制で臨んでいる。

公開・興行

本作は2017年2月9日に全世界で公開され、同日にテルグ語吹き替え版「ヤムドゥ3」ともに公開された。公開後はファン層を中心に注目を集め、アクションやスター性を評価する声がある一方で、プロットや脚本に対する批評も見られ、批評家の評価は賛否両論となった。興行成績は地域によって差があるが、シリーズ作品として一定の集客を記録した。

評価・影響

シリーズ第3作目として、従来のファンには見応えのあるアクションとヒーロー像の継続が歓迎された反面、「マンネリ」やストーリー面での改善を求める意見もあった。本作は商業的大作の典型例として、インド映画のマサラ・アクション路線を象徴する作品の一つとされる。

補足

  • 日本語やその他言語への公式字幕・吹き替えの有無は配給や地域によって異なるため、視聴の際は配信プラットフォームやソフトの仕様を確認することをおすすめする。
  • シリーズを通しての登場人物や前作との繋がりを把握すると、本作の人物関係や動機がより理解しやすくなる。