スーパーマリオ128

スーパーマリオ128とは、本来は『スーパーマリオ64』の続編を作るためだけに行われた一連の開発プロジェクトのこと。2000年に開催された任天堂の展示会「スペースワールド」で発表されたグラフィックと物理演算のコンセプトは、その後、さまざまなゲームに徐々に取り入れられていった。ピクミン』の高速オブジェクト生成、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』や『スーパーマリオギャラクシー』の球体歩行技術、『メトロイドプライム』の物理演算など、さまざまなゲームに採用されています。

歴史

スーパーマリオ64の続編

スーパーマリオ128という名称は、1997年1月に宮本茂が『スーパーマリオ64』の続編の名称として初めて使用したものである。スーパーマリオ64の続編として噂されていた「スーパーマリオ64-2」は、64DD用に開発されると言われていたが、64DDの商業的失敗により中止されることになった。宮本茂氏は1997年のE3のコンベンションで、このプロジェクトについて「これから始めるところだ」と言及している。

今、64DDで発売する「マリオ64-2」の準備の真っ最中です。64DDの情報蓄積能力を生かしたいと思っています。今のところ、ルイージもフル参戦していますが、マリオとルイージの2人プレイはまだ考えていません。処理能力の問題もあるので、やろうと思えばできるのですが。

- 宮本茂、1997年12月

1999年11月、宮本茂は「そういえば、もう1年以上、私のデスクでは、マリオとルイージのプロトタイププログラムがモニター上で動いている。このゲームは、まったく新しいゲームシステムで動くものなのかもしれない "と考えていた。このゲームには、1つのレベルのデモが作られただけだった。宮本は、マルチプレイヤー機能は、このゲームの最初の側面として盛り込みたかったと主張した。

Nintendo Power:『スーパーマリオ64』の続編はどうですか?
宮本です。ゲームについては考えていて、まったく新しいシステムで動くようなものになるかもしれません。
ニンテンドーパワー2人同時の協力プレイのゲームを作る予定はありますか?
宮本です。宮本:実は4人同時プレイも考えているのですが、その場合は1つ1つの画面を非常に小さくする必要がありますし、新しいカメラワークも実装しなければなりません。でも、こういう問題に取り組むのは好きなんですよ。

- 宮本茂、Nintendo Power購読者向けスペシャル、1998年


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