転生したらスライムだった件(転スラ)とは あらすじ・作者・アニメ化情報
転生したらスライムだった件(通称:転スラ)は、伏瀬(ふせ)による日本のファンタジーライトノベルシリーズです。原作はウェブログ小説としてサイト「小説家になろう」で発表され(2013年開始)、後に書籍化されました。挿絵はMitz Vahが担当しています。書籍版はマイクロマガジン社から刊行され、コミカライズやスピンオフ作品も複数発表されています。北米ではYen Pressがライトノベルの英語版を刊行しています。
あらすじ
ごく普通のサラリーマンだった三上悟(さとる)は、ある事件に巻き込まれて命を落とします。死後、異世界で“スライム”として転生し、「リムル=テンペスト」と名付けられます。リムルは特殊能力「捕食(後に名称変更)」を持ち、さまざまなモンスターや能力を取り込んで成長していきます。やがて近隣の魔物や種族たちと協力して国家「ジュラ・テンペスト連邦」を築き、周辺勢力との外交・戦闘・国作りを通じて仲間を増やしながら、平和と繁栄を目指していく物語です。
作者・制作スタッフ
- 原作:伏瀬(ウェブ小説→ライトノベル)
- イラスト:Mitz Vah(ライトノベル挿絵)
- コミカライズ(代表作):講談社から刊行されている漫画版(作画:川上泰樹 など複数の派生作あり)
- アニメ制作:アニメ版は8bit(エイトビット)が制作
メディア展開・アニメ化情報
原作は人気を博し、ライトノベルの刊行後に複数のコミカライズやスピンオフが制作されました。講談社からは代表的な漫画版が刊行されており、ほかにも原作の世界観を広げるスピンオフ作品がマイクロマガジン社から発表されています(例は下記参照)。
- 主要なコミカライズ版は講談社から刊行されており、関連の漫画や派生作品がある。
- マイクロマガジン社からは公式のスピンオフ作品も刊行されている。
- テレビアニメはスタジオ8bitが制作。第1期は2018年に放送され、その後続編やスピンオフのTVアニメ(『転スラ日記』など)、さらに劇場版も制作されています。
- 海外では英語翻訳や配信も行われ、Yen Pressによるライトノベル英訳版や各種ストリーミングサービスでの配信により国際的にも広く知られるようになりました。
出版状況と派生作品
ライトノベルは書籍化以降、挿絵付きで定期的に刊行されており、コミカライズや小説のスピンオフ、4コマ・アンソロジーなど多様なメディア展開がなされています。作品の人気によりアニメ化・劇場版化・各国語への翻訳といった横展開が進み、原作の世界設定や登場人物を掘り下げた外伝的な作品も発表されています。
特徴と評価
本作は「異世界転生」というジャンルの中でも、主人公がスライムという意外性ある設定と、国家運営や種族間の外交といったスケールの大きい展開で人気を集めました。コメディ要素とシリアスな戦略描写、仲間たちとの絆を描く点が評価されています。
※本記事は作品の概要と代表的なメディア展開をまとめたものです。コミカライズの作者名やアニメの放送時期、刊行巻数などの詳細は版元の正式発表や各媒体の情報をご確認ください。
受付
ライトノベルシリーズの累計発行部数は450万部を超えています。2018年のベストセラー5位の539,277部 その漫画化は2018年のベストセラー9位の3,460,066部です。
宝島社が毎年発行しているライトノベルガイド本『このライトノベルがすごい!』で、2017年に第8位にランクインしたライトノベル。に掲載されています。2018年は6位、2019年は5位。
2019年、「Crunchyroll Anime Awards」でリムルテンペストがベスト・プロタゴニストを受賞。
質問と回答
Q:『あの時スライムに転生した私』とは何ですか?
A:『あの時、僕はスライムに転生した』は布施さん原作の日本のファンタジーライトノベルシリーズです。
Q:ライトノベルの創刊はいつですか?
A:2013年から2016年にかけて「小説家になろう」で連載されました。
Q:ライトノベルの絵は誰が描いているのですか?
A:ライトノベルの絵はミッツ・ヴァーさんです。
Q:2014年にライトノベル第1巻が刊行された『あの時、僕はスライムに転生した』はどこの作品ですか?
A:2014年にマイクロマガジン社よりライトノベル第1巻が刊行されました。
Q:2022年9月現在、ライトノベルは何巻まで発売されていますか?
A:2022年9月現在、ライトノベルは20巻まで発売されています。
Q:『あの時スライムに転生した』は北米でライセンスされていますか?
A: はい、『あの時スライムに転生した』はYen Pressから北米でのライセンスを受けています。
Q: 「転生したらスライムだった件」の映画化はありますか?
A: はい、講談社からライトノベルを原作とした漫画が出版されていますし、マイクロマガジン社からスピンオフ漫画が出版されています。また、ライトノベルを原作としたテレビアニメがエイトビットから放送されています。