ミイラ(1932年の映画)|カール・フロイント監督、ボリス・カーロフ主演
『ミイラ』(1932年)は、カール・フロイント監督、ボリス・カーロフ主演によるユニバーサル・ピクチャーズのホラー映画。復活、転生、執着を描き、映画におけるミイラ像の定型形成に影響を与えた。
概要
『ミイラ』は、カール・フロイントが監督し、ボリス・カーロフが主演した、ユニバーサル・ピクチャーズ製作の1932年のホラー映画である。雰囲気、ロマンス、恐怖を織り交ぜ、よみがえった古代エジプトの神官が、遠い昔に失った恋人の転生だと信じる現代の女性を追い求める物語を描く。本作はユニバーサルの初期ホラー作品の成功に続いて作られ、同スタジオの古典的モンスター映画群の一作としてしばしば論じられる。
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6 画像あらすじと主題
物語の核にあるのは、超自然的ホラーと転生の観念の組み合わせである。考古学的な発掘によって埋葬された遺体と、それに添えられた、古代の神官を現世へ戻す呪文が発見される。単純な怪物映画ではなく、物語は執着、記憶、近代科学と古代の儀式との衝突を強調する。中心的な感情の軸となるのは、理想化された愛を数千年の時を越えて取り戻そうとする不死者の決意である。
出演者・スタッフ・製作
- 監督:カール・フロイント。本作で監督業へ進出した撮影監督である。
- 主演:復活したエジプトの神官役のボリス・カーロフ。
- 主な出演者:ジタ・ヨハン、デヴィッド・マナーズ、エドワード・ヴァン・スローンも主要キャストに名を連ねる。
- メイクアップとデザイン:本作の外観は、映画におけるミイラの視覚的アイデンティティに寄与した。メイクアップと時代衣装は、不気味で葬送的な美術表現において重要だった。
製作は初期ユニバーサル・ホラーの成功を受けたものであり、速いアクション場面よりも、雰囲気と暗示に重きを置くことを目指していた。
作風と注目すべき要素
『ミイラ』は、ゆっくりと慎重に進むテンポ、影を生かした照明、そして雰囲気を重視する点に特徴がある。不死者を思考なき怪力の存在として描くのではなく、ロマンティックな執着を抱く、計算高く意志的な人物として提示したことは、同時代の一部のホラー映画と一線を画した。エジプト的なモチーフの使用は、当時の考古学と古代文化に対する大衆的な関心を反映している。
遺産と影響
本作は、古代の儀式による復活、転生をめぐるロマンス、ミイラ化した人物がよみがえって生者につきまとうというイメージなど、大衆文化におけるミイラに結び付く多くの慣習を確立する一助となった。その影響は、20世紀半ばのホラー・リメイクから、現代のアクション性を前面に出した解釈まで、後続の翻案と再解釈に及んでいる。製作の背景とスタジオの文脈については、スタジオと製作に関する注記を参照。ボリス・カーロフの経歴と演技については、伝記資料を参照。転生と執着という本作の主題に関する批評的な読みについては、学術的分析を参照。
特筆すべき点
後年のより速いテンポの翻案の多くとは異なり、1932年版は抑制された恐怖表現、心理的な衝動への焦点、そしてユニバーサル初期のモンスター映画カタログにおける位置づけで、今日も注目されている。その影響は、古代の不死者を描く後続作品を形作ったという映画的なものにとどまらず、20世紀の娯楽におけるエジプトと超自然現象の根強い大衆的イメージに寄与したという文化的なものでもある。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ミイラ(1932年の映画)|カール・フロイント監督、ボリス・カーロフ主演 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/98488