トイレ
トイレは、人間が体から出る排泄物(尿や便)を処理する場所です。ほとんどのトイレは水を使い、配管を通して下水道へ排泄物を流します。しかし、最近のトイレには水を使わないものもあり、ドライトイレと呼ばれています。
トイレのある部屋は、米国では「レストルーム」または「バスルーム」と呼ばれることがあります。それ以外の場所では、トイレやウォータークローゼット(WC)と呼ばれることもあります。
平均的な人は、人生のうち3年間をトイレで過ごすと言われています。
カラフルな便座のトイレ。
飛行機の中のトイレ。
家庭用トイレ
現代の建築物には、必ずと言っていいほどトイレがあります。家庭の場合、トイレはシャワーや浴槽と同じ部屋にある場合とない場合があります。また、屋外にある "アウトハウス "にある場合もあります。
発展途上国では、自宅にトイレがない人がたくさんいます。45億人以上の人がトイレにアクセスできないのです。
公衆トイレ
公衆トイレは、使用料がかかる場合とかからない場合があります。お金がかかるトイレは「有料トイレ」と呼ばれます。
公衆浴場には、多くのトイレがあり、その間に壁があることがよくあります。このため、ストール(米国)またはキュービクル(英国)と呼ばれるエリアがあります。男性用のトイレは、小便器も別々になっていることが多いです。小便器は、一人用として壁に付いているものと、多くの男性が同時に使えるように洗面器やたらいになっているものがあります。壁に設置された小便器は、プライバシー保護のため、小さな壁や仕切りがついていることもあります。
屋外にある公衆トイレ(路上、公園周辺など)は、ストリートファニチャーの一種です。これらのトイレは、個別のキュービクルになっています。シンプルで、配管がほとんどないものもあります。また、使用後に自動洗浄するものもあります。
トイレの中には、必要な時に必要な場所に設置できる移動式のものがあります。このようなトイレは「ポータブルトイレ」と呼ばれています。コンサートやお祭り、カーニバルなど、屋外で行われる大規模なイベントでよく利用されています。
発明品
毎日、トイレは排泄物を流すために1410億リットルの水を使うので、科学者たちはそれほど多くの水を必要としないトイレを作ろうとします。2019年、あるグループは、トイレに塗る化学物質を作り、トイレを非常に滑りやすくして、わずかな水で排泄物を流せるようにしました。科学者たちは、自分たちの発明がいつか多くの人に使われるようになることを願っています。