トラベルカード ゾーン5(ロンドン)とは|運賃・範囲・利用ルール解説

ロンドンのトラベルカード・ゾーン5の運賃・範囲・利用ルールをわかりやすく解説。地下鉄・DLR・国鉄での使い方や料金計算のポイントも詳述。

著者: Leandro Alegsa

トラベルカード・ゾーン5は、ロンドン交通局のゾーンシステムの5番目のゾーンで、ロンドン市内の交通機関相互間のトラベルカード料金を計算するために使用されます。このゾーン制では、ロンドンをほぼ同心円状の6つのゾーンに分割して、トラベルカードの料金を決定しています。このゾーンはロンドン地下鉄とドックランズ・ライト・レイルウェイ(Docklands Light Railway)の片道運賃にも使用されますが、バスやトラムの片道運賃には使用されず、市内一律運賃が適用されます。このゾーンは通常、国鉄の乗車券の料金計算には使用されませんが、国鉄で使用するトラベルカードには適用されます。

ゾーン5の位置と範囲

ゾーン5はロンドン中心部(ゾーン1)からさらに外側に位置する外縁のリングの一つで、郊外の住宅地や通勤圏の多くを含みます。地下鉄(Underground)やドックランズ・ライト・レイル(DLR)、ロンドン・オーバーグラウンド(London Overground)、国鉄(National Rail)がこのゾーン内・越境で運行しています。運賃制度上は「円環状の5番目のゾーン」として扱われ、どのゾーンまでカバーするトラベルカードを買うかで料金が決まります。

運賃・料金計算のポイント

  • トラベルカードの適用範囲:購入したゾーンに限定して地下鉄、DLR、オーバーグラウンド、国鉄(一部例外あり)で無制限に乗降できます。たとえば「ゾーン1–5」のトラベルカードがあれば、ゾーン5までの往復や往来がカバーされます。
  • 片道運賃:地下鉄やDLRでゾーンを越えて移動する場合、乗車時・降車時のゾーンに基づいた運賃が計算されます。バス・トラムはゾーンに関係なく市内一律運賃(フラットフェア)です。
  • Oysterカード/Contactlessによるキャップ:Oysterカードやコンタクトレス決済を使うと、1日あたりの上限(デイリーキャップ)が自動的に適用され、利用したゾーン範囲に応じた最大額以上は請求されません。ゾーン5までを利用した日のキャップは、使用したゾーン帯(例:ゾーン1–5)に対応した額になります。
  • ピーク/オフピーク:鉄道ではピーク時運賃とオフピーク運賃が異なる場合があります。トラベルカードやデイキャップは通常時間帯に関係なく有効ですが、シングルチケットやシーズン定期では時間帯による差額が生じます。
  • 国鉄との関係:通常、国鉄の単独運賃はゾーン制とは別に設定されますが、紙のトラベルカード(またはトラベルカードが含まれた国鉄の切符)であれば国鉄の区間でもトラベルカードの範囲内で利用可能です。

利用ルールと注意点

  • ゾーン境界の駅:ロンドンには「ゾーン間にまたがる駅(例:ゾーン2/3)」があり、どのゾーンを使うかで運賃が変わることがあります。乗車前に駅の所属ゾーンを確認してください。
  • 改札でのタッチ操作:Oysterやコンタクトレスを使う場合、地下鉄やDLRでは乗降時にタッチする必要があります(タッチイン/タッチアウト)。バスは乗車時のみタッチします。タッチを忘れると正しい運賃が計算されないことがあります。
  • 旅行者向けの制約:一部の空港へのアクセス(例:ガトウィックなど)はロンドンのゾーン外であり、別料金が必要です。目的地がゾーン5かどうか、事前に地図で確認してください。
  • 有効期間と種類:トラベルカードは1日券、1週間、1か月、1年などのシーズンチケットとして購入できます。通勤や長期滞在の場合は定期券の方が割安になることが多いです。

購入方法と便利な使い方

  • 駅の窓口や自動券売機、公式サイトで紙のトラベルカードを購入できます。
  • Oysterカードはチャージして乗車ごとに差し引かれる方式で、ゾーンに応じたデイキャップが適用されます。コンタクトレス(クレジット/デビットカードやスマホ決済)でも同様の仕組みで自動的に最適な運賃に調整されます。
  • 旅行前にロンドン交通のゾーンマップを確認すると、目的地がどのゾーンに属するか、どのトラベルカードを買えば良いかがわかります。
  • 短期滞在でゾーン1中心の観光がメインならゾーン1–2の券で十分なことも多いので、滞在先や行きたい観光地に合わせてゾーン範囲を選びましょう。

まとめ

トラベルカード・ゾーン5はロンドンの外縁に位置するゾーンで、ゾーン制に基づく料金の決定に重要な役割を持ちます。地下鉄、DLR、オーバーグラウンド、国鉄(一部)での利用に関係し、Oysterやコンタクトレスのデイキャップ、トラベルカードの種類(1日・週・月・年)をうまく使うことで、移動コストを抑えられます。旅行前にゾーンマップと利用する交通機関のルールを確認することをおすすめします。



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