リーズ大学(University of Leeds)— 英国ラッセルグループの歴史とキャンパス概要
リーズ大学(University of Leeds)の歴史、ラッセルグループ加盟、ウッドハウス中心キャンパス、研究・留学情報、学部や学生生活の魅力を分かりやすく紹介。
リーズ大学(Leeds University)は、英国ウェストヨークシャー州リーズにある大学です。起源は1831年に設立されたロンドン、オックスフォード、ケンブリッジ以外で初めて医学教育を行った学校(リーズ・スクール・オブ・メディシン)にさかのぼります。その後、19世紀末から20世紀初頭にかけて発展し、1904年に正式に大学(University of Leeds)として認可されました。
現在では英国を代表する研究型総合大学の一つで、ラッセルグループの一員です。同大学は、リーズ・メトロポリタン大学とともに56919、同市にある二つの主要大学のうちの一校で、メインキャンパスはリーズのウッドハウス(Woodhouse)地区に位置しリーズシティセンターに近接しています。
歴史の概略
リーズ大学の前身には複数の教育機関があり、医療教育や科学教育を基盤に発展しました。19世紀後半に設立された各種カレッジや教会系の学校が統合・発展し、20世紀初頭に大学としての地位を確立しました。以来、産業界や地域社会との連携を重視しつつ、幅広い分野で教育と研究を展開しています。
キャンパスと施設
- メインキャンパス(ウッドハウス): シティセンターに近く、歴史的建築と近代的な研究施設が混在します。シンボル的存在のパーキンソンビル(Parkinson Building)や大講堂(Great Hall)、学生組合(Students' Union)などが集まっています。
- 医療・健康関連施設: 大学付属の医学・医療系教育はLeeds General Infirmaryなど地域の病院と密接に連携しています。
- 研究センター・学術施設: 工学、生命科学、地球環境学、ビジネスなど多様な研究拠点がキャンパス内外にあります。
- 学生生活施設: 図書館、スポーツ施設、学生寮、カフェやショップなど学生を支える設備が整っています。
教育と研究
リーズ大学は人文・社会科学、理学、工学、医学、ビジネス、芸術など多岐にわたる学部・大学院課程を提供しています。研究重視の大学として、基礎研究から応用研究、産業界との共同研究まで幅広く手がけており、国際共同研究や学際的プロジェクトも活発です。入学者は英国国内外から集まり、留学生支援や語学サポート、キャリア支援なども充実しています。
学生生活と支援
- 学生組合(Students' Union)はクラブ・サークル活動やイベント、学生活動の中心で、多彩な交流機会を提供します。
- 学生宿舎はキャンパス内外に複数あり、初年度生向けの寮や家族向け住宅などの選択肢があります。
- キャリアセンターやカウンセリングサービス、健康支援など学生を支える各種サービスが用意されています。
- スポーツ・文化活動が盛んで、リーグ戦や地域イベントへの参加、ボランティア活動の機会も多くあります。
評価と国際性
リーズ大学は英国および国際的に高い評価を受けている大学の一つで、研究力、教育の質、産業連携などで知られています。国際的な学生・教員の比率も高く、交換留学プログラムや国際共同教育にも力を入れています。
アクセスと周辺環境
メインキャンパスはリーズ中心部に近く、鉄道やバスでのアクセスが良好です。リーズ市は商業・文化の中心地で、博物館や劇場、ショッピング施設、公園など生活環境が整っており、学生にとって学びやすく暮らしやすい都市です。
さらに詳しい情報や入学手続き、学部別のカリキュラムなどは大学公式サイトや募集要項で確認してください。

パーキンソン・ビルディング
キャンパス
メインキャンパスはリーズのウッドハウス地区にあり、市の中心部から約半分の距離に位置しています。キャンパスには、グレートホールのような古いヴィクトリア朝の建物や、パーキンソンビルのような20世紀中頃の建物も多くあります。また、ロジャー・スティーブンスビルやエドワード・ボイル図書館など、ブルータリズム様式の建物も多くあります。近年では、マージョリー&アーノルド・ジフ・ビルディングなどの新しい建物も加わりました。
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マージョリー&アーノルド・ジフ・ビルディング
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大ホール
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ベインズウィング
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エドワード・ボイル図書館
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ロジャー・スティーブンス・ビル
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機械工学棟
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化学棟
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パーキンソン・ビルディング
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