WrestleMania 33は、WWEが毎年開催するレスリングのペイパービューで、第33回大会にあたります。大会は2017年4月2日に、フロリダ州オーランドのキャンピング・ワールド・スタジアム(Camping World Stadium)で行われました。同スタジアムでの開催は2回目、フロリダ州での開催は通算3回目のレスルマニアとなります。
大会前の主要な流れとしては、2017年のロイヤルランブルでランディ・オートンが男子ロイヤルランブル戦に勝利し、レスルマニアでの世界王座挑戦の権利を獲得したことが挙げられます。一方、2017年2月12日に行われたエリミネーション・チェンバーではブレイ・ワイアットがWWE王座を手にしており、ストーリーライン上でランディとブレイの対決が注目されました。ただしストーリーの展開では、ランディが「ブレイを応援しているためブレイとは戦わない」といった発言をする場面もあり、王座戦の行方にはさまざまな駆け引きがありました。
また、ユニバーサル王座を巡る流れも大きな注目を集めました。ゴールドバーグは3月5日のファストレーンでユニバーサル王座に関わる動きを見せ、最終的に大会当日はブロック・レスナーと対戦することがアナウンスされるなど、WWEの“二大王座”(WWE王座とユニバーサル王座)を巡るカードが大会の目玉となりました。
シングル対決以外でも、スマックダウンやロウの番組内での小競り合いがレスルマニア方面でのカード決定に影響を与えました。たとえば、AJスタイルズとルーク・ハーパーの間ではトップロープ付近での攻防や反則まがいの場面が続き、2月28日のスマックダウンでの一騎打ちがレスルマニアでのブレイへの挑戦権に結び付くなど、テレビ番組上のプロットが大会カードに反映されました。
余談ながら、前大会となるレスルマニア32では、アンドレ・ザ・ジャイアント記念バトルロイヤルにシャキール・オニールが参戦したことがサプライズとなり、当時はビッグ・ショーも試合に出場していました。こうしたセレブリティの参加や選手間の因縁が、次回大会に向けた口論や“契約対キャリア”といったストーリーラインの種になっていったことも覚えておきたい点です。
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