概要

2016年冬季ユースオリンピックは、ユースオリンピック運動における冬季の第2回大会で、2016年2月12日から21日までノルウェーのリレハンメルで開催された。大会には世界各地の若い選手が集まり、さまざまな冬季競技で競い合うとともに、オリンピック精神、生活に役立つ技能、国際的な友情の促進を目的とした文化・教育プログラムにも参加した。この大会は、インスブルックで行われた第1回冬季ユースオリンピック(2012年)の方式を受け継ぎ、次回大会であるローザンヌ(2020年)へとつながった。

競技種目と大会形式

リレハンメルでの競技には、若い選手向けに調整された多くの伝統的な冬季種目が含まれていた。実施種目は、アルペンスキー、バイアスロン、クロスカントリースキー、フィギュアスケート、フリースタイルスキー、アイスホッケー、リュージュ、ノルディック複合、スキージャンプ、スケルトン、スノーボード、カーリングなどである。ユースオリンピックならではの工夫として、異なる国・地域の選手で構成される混成NOCチームや混成チーム種目が取り入れられ、国境を越えた協力を促した。

会場とレガシー

競技はリレハンメル市内および近郊の山岳地帯にある会場で行われ、1994年冬季オリンピックのために整備された施設の一部が活用された。運営側は、既存インフラの持続的な再利用と地域社会の参加を重視し、大会はリレハンメルが長年にわたり冬季スポーツと結びついてきたことを改めて示した。地元ボランティアと若者の関与は、大会運営とレガシー計画の中心をなしていた。

教育、文化、選手育成

ユースオリンピックの明確な目的の一つは、競技と文化・教育プログラム(CEP)を組み合わせることにある。リレハンメル大会では、選手たちがワークショップや文化活動、フェアプレー、進路設計、ドーピング防止などをテーマにしたセミナーに参加した。多くの参加者にとって、この大会は上位カテゴリーのシニア競技へ進むための足がかりとなると同時に、他のユース大会ではあまり見られない生活技能の学びの場でもあった。

意義と主な特徴

リレハンメル2016は、競技と教育の組み合わせ、コンパクトな大会規模、そして男女平等やNOC間協力を促す競技形式など、ユースオリンピックの特徴をいくつも強調した。また、地域に根ざした雰囲気、充実したボランティア基盤、オリンピック時代の施設の再利用でも注目を集めた。

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