ポール・アンドリュー "アンディ" リヒター(Paul Andrew "Andy" Richter、1966年10月28日生まれ)は、アメリカのコメディアン、俳優。彼は特に、テレビ番組『Late Night with Conan O'Brien』でコナン・オブライエンの相棒を務めたことで広く知られている。ミシガン州グランドラピッズ生まれで、4人兄弟の2番目として生まれ育ち、幼少期からユーモアを好む家庭環境で育った。イリノイ州ヨークヴィルで育ち、後にシカゴへ移り芸術系の教育を受けながらコメディの道へ進んだ。
経歴
シカゴでは、シカゴのコメディシーンに参加し、The Annoyance Theatre(アノヤンス・シアター)などのインプロ(即興)やスケッチ・グループで経験を積んだ。これらの下積みを経て、1990年代にテレビ界へ進出し、コナン・オブライエンのサイドキックとしての地位を確立した。
テレビと映画
リヒターは1990年代から2000年代にかけてテレビと映画の両方で活動を広げた。1990年代後半から2000年まで『Late Night with Conan O'Brien』でレギュラー出演したが、2000年に番組を退社し、俳優業へ専念することを表明した(彼はその後もコナンの番組へ断続的にゲスト出演している)。
彼の代表的なテレビ作品には、FOXの「Andy Richter Controls the Universe」があり、批評家から高い評価を受けた作品だったが、視聴率の面で伸び悩み、短期間で打ち切られた(2シーズンに満たないラン)。その後のFOXのシットコム、Quintupletsは批評面では評価が分かれ、1シーズンで終了した。ほかにも、私立探偵を演じたコメディ作品 Andy Barker, P.I. など、主演・製作面で関わった番組がある。
映画では、Seeing Other People、オルセン姉妹主演のNew York Minute(邦題『ニューヨーク・ミニット』)、Cabin Boy(『キャビン・ボーイ』)などに出演し、アニメ作品では『マダガスカル』などの声優を務めた。これらの経験により、実写からアニメの声の仕事まで活動の幅を広げている。なお、映画やテレビにおける彼の役どころはコメディ色が強く、即興力を生かした演技が特徴である。
私生活
リヒターは1994年に女優のサラ・タイアと結婚しています(結婚後は家庭と仕事を両立させながら活動)。二人の間には子どもが2人いる。私生活では家族と過ごす時間を大切にしており、インタビューでも父親業や日常生活について語ることがある。
スタイルと評価
リヒターはステージで培ったインプロ技術と、テンポの良い一発ギャグ、司会者・サイドキックとしての機転の利くリアクションで知られる。テレビ界では長年にわたって愛される存在であり、コメディアンとしての信頼も厚い。俳優、声優、番組制作など多面的に活動を続けている。
主要な出演作や番組はこれまで多数にのぼり、テレビ・映画の両分野でコメディ中心のキャリアを築いてきた。今後も舞台・画面問わず様々なプロジェクトでの活躍が期待される。