トスカーナ大公フェルディナンド1世・デ・メディチ
トスカーナ大公フェルディナンド1世(1549年7月30日-1609年2月3日)は、1587年から1609年までトスカーナ大公として活躍した。兄のフランチェスコ1世の後を継いだ。
フェルディナンドは、トスカーナ大公コジモ1世とエレオノーラ・ディ・トレドの5男である。
1589年にロレーヌ公クリスティーヌと結婚するまでは、大公になる前の枢機卿であった。後継者は長男で、コジモ2世として君臨した。妻と娘婿のマリア・マッダレーナ(オーストリア)がコジモ2世の摂政を務めた。
課題
- トスカーナ大公コジモ2世(1590-1621)、オーストリアのマリア・マッダレーナと結婚し、子供をもうけた。
- エレオノーラ・デ・メディチ(1591-1617)未婚で死去
- カトリーヌ・デ・メディチ(1593-1629):マントヴァ公フェルディナンド・ゴンザーガ(後にシエナ県知事)と結婚。
- フランチェスコ・デ・メディチ(1594-1614)は未婚で死去した。
- カルロ・デ・メディチ(1595-1666)未婚で死去。
- フィリッピーノ・デ・メディチ(1598-1602)未婚で死去。
- ロレンツォ・デ・メディチ(1599-1648)未婚で死去。
- マリア・マッダレーナ・デ・メディチ(1600-1633)未婚で死去。
- クラウディア・デ・メディチ(1604-1648)、(1)フェデリコ・デッラ・ローヴェレと結婚して子供をもうけ、(2)オーストリア大公レオポルト5世と結婚して子供をもうけた。