概要
ジョン・パートウィー(本名ジョン・デヴォン・ローランド・パートウィー、1919年7月7日 - 1996年5月20日)は、ラジオ、映画、舞台、テレビにまたがる経歴を持つイギリスの俳優・エンターテイナーであった。1970年から1974年にかけてドクター・フーで第三代ドクターを演じて広く知られるようになり、その後は子ども向けテレビシリーズウォーゼル・ガムリッジで表題役を務め、あらたな視聴者層にも親しまれた。パートウィーは、巧みなコメディの間合いと冒険的な役柄への適性、そして印象的な衣装の選択を組み合わせた。
経歴と公的イメージ
パートウィーは20世紀半ばに演者として訓練を受け、ラジオや舞台で喜劇と драмatic な役をこなしながら名を上げ、その後はテレビと映画へ本格的に進出した。洗練され、やや芝居がかった態度で知られ、機転が利き権威のある人物を、温かみのあるユーモアを交えて演じた。1970年代のテレビ出演によって、世代を超えて見覚えのある顔となった。
第三代ドクター
第三代ドクターとして彼が作り上げたのは、行動的で都会的、しばしば洒落た印象を与える化身で、特徴的なケープ、フリル付きのシャツ、色鮮やかなネクタイを身につけていた。この時期、登場人物は軍事・科学組織UNITと頻繁に関わり、人類の防衛者に協力する地球上の同盟者として描かれた。第三代ドクターは、画面上で「Venusian Aikido」と呼ばれる身体技法を用い、「ベッシー」と呼ばれるクラシックな乗り物を運転し、リズ・ショウ、ジョー・グラント、サラ・ジェーン・スミスといった同伴者、さらにブリガディア・レザーブリッジ・スチュワートの常連登場人物と共に活躍した。
ウォーゼル・ガムリッジとその後
SFテレビでの時期の後、パートウィーは子ども向け番組で、風変わりなかかしウォーゼル・ガムリッジを演じ、自身を再び作り変えた。この役では、言葉のコメディとドタバタの要素が強調される一方、声と身体表現の巧みさも示された。その後も、バラエティ番組、ゲスト出演、インタビューに登場し、キャリア後半まで公の場で存在感を保ち続けた。
私生活と家族
パートウィーは芸術の世界で活動する家系の出身だった。息子の俳優ショーン・パートウィーも演技の道に進み、ジョンは同じく俳優であるビル・パートウィーの従兄弟でもあった。ビルは英国の古典的シットコムダッズ・アーミーでの役で知られる。こうした家族関係は、イギリスの映像と舞台の仕事に世代をまたいで関わっていたことを示している。
レガシー
- 主要なテレビ役を再活性化し、それを自分自身のものとして確立した人物として広く評価されている。
- アクション、機知、演劇的な味わいを融合させ、後の似たタイプの役柄の描写に影響を与えたことで記憶されている。
- 二つの象徴的なテレビ登場人物を通じて、イギリスの大衆文化に長く残る存在感を示した。
パートウィーの演技は、今もクラシックテレビのファンによって参照され続けており、20世紀のイギリス娯楽史の広い流れの一部として位置づけられている。