ミシェル・ギュスターヴ・エドゥアール・マヨール(1942年1月12日生)は、現代の惑星探査を形づくった研究で知られるスイスの天体物理学者である。長年にわたりジュネーブ大学に勤務し、同大学天文学科の名誉教授を務めた。正式退職後もジュネーブ天文台で研究を続け、惑星検出のための高精度な視線速度技術を洗練させるプロジェクトの中心的存在であり続けた。

経歴、手法、装置

マヨールは観測天文学者として訓練を受け、高精度分光を研究の中心に据えた。彼の研究グループは、周回する惑星によって星に生じるごく小さな運動を検出する視線速度法を発展させた。チームは専用の分光器を開発・使用し、とりわけ1995年の画期的発見を可能にしたELODIE装置は、その後、さらに高精度なHARPS分光器の設計にも影響を与えた。これらの装置は、恒星のスペクトル線のずれを非常に高い精度で測定し、系外惑星の性質を明らかにする分野の発展を後押しした。

51 Pegasi b の発見

1995年、マヨールは共同研究者のディディエ・ケロとともに、51 Pegasi bの検出を発表した。これは太陽型星の周囲で見つかった最初の惑星である。この天体は強い視線速度信号によって識別され、恒星に非常に近い位置にあるガス巨星、つまり後に「ホット・ジュピター」と呼ばれるタイプであることが際立っていた。この発見は、惑星が私たちの太陽系とは大きく異なる配置でも存在することを示し、太陽系外天体に関する観測研究と理論研究の急速な拡大を促した。

意義と遺産

この発見は天文学に新しい時代の始まりを告げた。すなわち、他の恒星の大規模調査、改良された検出法(視線速度法、トランジット法、直接撮像法)の発展、そして多様な種類の系外惑星の増加し続ける膨大なカタログである。マヨールの研究は、惑星系が一般的で多様であることを観測的に示した。1995年の結果は、以前にパルサー周辺で検出された惑星としばしば対比されるが、51 Pegasi b が特に注目されたのは、太陽に似た恒星を周回していたためである。

受賞と評価

  • 太陽型星を周回する系外惑星の発見により、ディディエ・ケロとともに2019年ノーベル物理学賞を共同受賞。
  • 2010年のヴィクトル・アンバルツミャン国際賞、2015年の京都賞など、長期にわたる天体物理学への影響を反映する主要な栄誉も受けている。

背景と注目点

51 Pegasi b は、太陽に似た主系列星である51 Pegasiを公転している。その検出は、惑星形成と移動に関する従来の見方を大きく変えた。マヨールの経歴は、装置の進歩と、忍耐強く慎重な測定が、学説を塗り替える発見につながることを示している。ジュネーブの彼の研究グループは、現在も系外惑星サーベイと装置革新の重要な拠点であり、彼の業績は惑星の人口統計や形成理論を扱う研究で今なお引用され続けている。