ラファウ・マイカ(1989年9月12日生まれ)は、ポーランドのプロサイクリストである。ティンコフ・サクソチームに所属している。2014年のツール・ド・フランスで水玉ジャージを獲得した。

経歴の概略

ポーランド出身のマイカは、軽量でパンチの効く山岳クライマーとして知られる。プロ入り後はグランツールでの総合上位や山岳ステージでの勝利を目標に着実に力を付け、山岳地帯でのアタックを得意とする選手として評価を高めた。

ジロ・デ・イタリア(2013・2014)

2013年にジロ・デ・イタリアに初出場し、総合で上位に食い込んだ。優勝したヴィンチェンツォ・ニーバリと8分差の7位でフィニッシュし、一躍注目を浴びた。翌2014年もジロに出場し、総合6位に入り総合力のある若手としての位置を確立した。

2014年ツール・ド・フランスでのブレイク

2014年のツールでは山岳ステージで躍動し、プロとして初勝利となる第14ステージを皮切りに、第17ステージでも勝利を挙げた。これらの活躍により山岳賞ポイントを積み重ね、最終的にベストクライマーに贈られる水玉ジャージ(山岳賞)を獲得した。この大会での水玉ジャージ獲得は、ツール・ド・フランスでジャージを獲得した初のポーランド人という歴史的な成果でもあった。

レーススタイルと特徴

  • 山岳に強いクライマー:軽量で急勾配での加速力に優れ、山岳ステージでのアタックや逃げに長ける。
  • ブレイクと追走力:単独や小集団での逃げを仕掛け、ポイント狙いの戦術を取ることが多い。
  • グランツールでの総合力:一流の山岳力に加え、一定のタイムトライアル能力や回復力を備え、総合上位に入るポテンシャルを示している。

主な成績(抜粋)

  • 2013 ジロ・デ・イタリア 総合7位
  • 2014 ジロ・デ・イタリア 総合6位
  • 2014 ツール・ド・フランス 第14・第17ステージ優勝、山岳賞(水玉ジャージ)獲得

その後と影響

2014年のツールでの活躍以降も、マイカは山岳スペシャリストとしてグランツールや山岳ステージを中心に活躍を続けている。若手時代に示した安定した総合力と山岳での強さは、ポーランド自転車界における重要な存在としての評価につながっている。