ソフィー・ミッシェル・エリス=ベクスター(1979年4月10日生まれ)は、イギリスのシンガー、ソングライター、DJ、モデルである。1996年から1999年までバンド「Theaudience」のボーカルとして活動し、その後ソロへ転向。2000年にはイタリアのプロデューサーSpillerとの共演曲「Groovejet (If This Ain't Love)」を歌い、同曲は全英シングル・チャートで1位を獲得して大きな注目を集めた。
経歴と主なヒット
2001年、ソフィーはソロ・デビュー・アルバム「Read My Lips」を発表。アルバムからのシングル「Murder on the Dancefloor」は、2002年にヨーロッパ全体で極めて多く再生されるなど国際的なヒットとなり、彼女の名前を世界的に知らしめた。その他のシングルもチャート入りし、ダンス/ポップの分野で確固たる地位を築いた。
2003年にはセカンド・アルバム「Shoot from the Hip」をリリース。前作ほどの商業的成功は得られなかったが、そこからもトップテン入りしたシングルが複数生まれた。2007年5月にはサード・アルバム『トリップ・ザ・ライト・ファンタスティック』を発売し、ポップとエレクトロニカを融合させたサウンドで評価を受けた。同アルバムからの4枚目のシングル「If I Can't Dance」は、映画「St Trinian's」のサウンドトラックにも収録された。
その後も精力的に作品を発表し、2011年に4枚目のアルバム「Make a Scene」、2014年に5枚目のアルバム「Wanderlust」、2016年9月には6枚目のアルバム「Familia」をリリース。各アルバムでサウンドの幅を広げつつ、ライブやフェスティバル出演、DJプレイなど多面的な活動を続けている。
音楽スタイルと評価
ソフィー・エリス=ベクスターの音楽は、ディスコやダンス・ポップ、エレクトロニカの要素を取り入れた洗練されたポップ・サウンドが特徴である。クールで透き通るような歌声と、クラシックなポップ曲の構造を現代的にアレンジするセンスが評価されてきた。ヒット曲を通じてクラブやラジオで広く親しまれ、2000年代初頭のポップ/ダンス系アーティストの代表格として位置づけられている。
その他の活動・私生活
歌手活動のほか、モデルやDJとしての活動、テレビやチャリティーイベントへの出演も行っている。私生活ではミュージシャンとの交友も深く、家族と共に生活しながら音楽活動を続けている。
主なディスコグラフィー(アルバム)
- Read My Lips(2001年)
- Shoot from the Hip(2003年)
- Trip the Light Fantastic(2007年)
- Make a Scene(2011年)
- Wanderlust(2014年)
- Familia(2016年)
ソフィー・エリス=ベクスターは、幅広いジャンルを横断する音楽性と確かなポップ感覚で長年活動を続けており、現在もライブやレコーディングを通じて新しい作品やパフォーマンスを発表している。