Suresh Kumar Raina(1986年11月27日生まれ)は、インドの元プロクリケット選手です。左打ちのアグレッシブなミドルオーダーバッツマンで、必要に応じてオフスピンを投げることもあるほか、世界でも有数の守備力を誇るフィールダーとして知られます。出身はガージアバードで、国内クリケットでは主にウッタル・プラデーシュ州の代表としてプレーしました。

代表デビューと国際舞台での活躍

Rainaは19歳で2005年7月に対スリランカ戦でODIデビューを飾り、以降はインド代表の重要な一員として長くプレーしました。テストデビューは2010年7月の対スリランカ戦で、デビュー戦で好成績を残し話題になりました。ODI・テスト・T20Iの三形式すべてでセンチュリーを記録したインド人選手の一人としても知られ、国際舞台で安定した得点力と、試合の流れを変えるアグレッシブな打撃でチームに貢献しました。

IPLとリーダーシップ

インディアン・プレミア・リーグ(IPL)では長年にわたりチェンナイ・スーパーキングス(CSK)の主力選手として活躍し、副キャプテンを務めた時期もありました。CSK在籍中は複数回の優勝に貢献し、2016年と2017年にはCSK出場停止の影響で結成されたグジャラート・ライオンズのキャプテンを務めるなど、リーダーとしても評価されました。IPLでの多くの印象的な一打や勝負強さにより、フランチャイズの顔の一人となりました。

プレースタイルと評価

  • 打撃:中軸から後半にかけての試合でペースを作る能力が高く、特に中速〜低速のボールに対するタイミングとショート・パワーが武器です。状況に応じてリスクを取る攻撃的な打法で、フィニッシャーとしての役割も果たしました。
  • ボウリング:控えめながらも有効なオフスピンを投げ、時折試合を軟化させるために起用されました。
  • 守備:俊敏な動きと正確なスローイングを備え、外野・内野を問わず高い守備力でチームの失点を防ぎました。多くのファンや関係者から世界最高級のフィールダーの一人と評されています。

代表としての主な実績と晩年

Rainaは2011年のクリケット・ワールドカップでインド代表の一員として大会を戦い、インドの優勝に貢献しました。国際舞台での長年の活躍により、ODIやT20I、テストの各形式で重要な勝負強いイニングを複数残しています。長年にわたる国際・国内での功績の後、Rainaは2020年に現役引退を発表しました。

総じて、スレシュ・クマール・レイナは攻撃的なバッティング、時折のボウリング、そして卓越した守備力を持ち合わせたオールラウンドな存在であり、多くのチームで中心的な役割を果たした選手として記憶されています。