タルチジオ・ベルトーネ:イタリアの枢機卿・バチカン外交官
1934年生まれのサレジオ会聖職者、タルチジオ・ベルトーネ枢機卿の概要。教理省次官、ジェノヴァ大司教、国務長官など、バチカンの要職を歴任した。
タルチジオ・ピエトロ・エヴァジオ・ベルトーネSDB(1934年12月2日生まれ)は、カトリック教会のイタリア人聖職者であり、ドン・ボスコのサレジオ会の会員である。長年にわたる教会での経歴を通じ、ローマ教皇庁内部および教区司教として、司牧、教義、外交の各分野で職務を担った。その活動は、神学的な行政、バチカン外交、最高レベルにおける教会事項の監督を結び付けるものであった。
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3 画像教会での経歴と主要な役職
ベルトーネは、教皇庁での責任と教区指導を併せ持つ役職を歴任した。主な役職は以下のとおりである。
- ヴェルチェッリ大司教(1991年–1995年)。
- ヨゼフ・ラッツィンガー枢機卿(後の教皇ベネディクト16世)の下で務めた教理省(CDF)次官。1990年代半ばから2002年まで、バチカンにおける教義上の問題と教義規律の監督に携わった。
- ジェノヴァ大司教(2002年–2006年)。イタリアの重要な大司教区で司牧活動に復帰した。
- 国務長官(2006年–2013年)。聖座の首席外交官であり、ローマ教皇庁国務省の長を務めた。
2003年に枢機卿団へ加えられ、2008年にはフラスカーティの枢機卿司教に任命された。同教区は、伝統的に高位の枢機卿に割り当てられてきた近郊教区の一つである。
背景、活動様式と影響
サレジオ会での養成を受けたベルトーネは、司牧的な感覚に神学および教会法分野の訓練を結び合わせた。教理省次官としては、当時のラッツィンガー枢機卿と緊密に協力し、教義に関する事案や明確化に取り組んだ。国務長官としては、外交関係、バチカン内部の調整、ならびに教皇庁と世界各地の司教協議会との関係を管理した。その在任期間はベネディクト16世の教皇職の時期に当たり、同教皇の退位後、教皇フランシスコが新たな国務長官を任命したことで終わった。
評価、受容と特筆すべき点
ベルトーネは、バチカンの複数の部局における長年の奉仕、ならびに聖座の行政改革の時期における著名な人物として記憶されている。コンクラーベをめぐる議論では、教皇候補者(パパビレ)の可能性がある人物として言及されることもあった。その行政手腕に対する公的評価は一様ではない。支持者は外交と教義における献身と経験を評価する一方、一部の批判者は、その在任期のバチカン業務における管理や透明性について懸念を示した。彼の経歴は、多くのバチカン高官に見られる、修道会での養成、教義の監督、国際的な教会外交の融合を示している。
現在もベルトーネは名誉枢機卿であり、現代のバチカン統治および21世紀初頭の教会史に関する研究でしばしば取り上げられる人物である。
著者
AlegsaOnline.com タルチジオ・ベルトーネ:イタリアの枢機卿・バチカン外交官 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/131602