ザック・グレインキー
ドナルド・ザッカリー "ザック "グリンキー(1983年10月21日フロリダ州オーランド生まれ)は、アリゾナ・ダイヤモンドバックスに所属するメジャーリーグ(MLB)の投手である。カンザスシティ・ロイヤルズに在籍していた2009年には、その年のリーグ最優秀投手に贈られるアメリカンリーグのサイヤング賞を受賞した。グリンキーは、ミルウォーキー・ブリュワーズ、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム、ロサンゼルス・ドジャースでも投手として活躍している。
ザック・グレインキー
メジャーリーグでのキャリア
ロイヤルズは2002年のMLBドラフト1巡目でグリンキーを6位で指名した。グリンキーは2004年5月にロイヤルズで初試合に出場した。2006年、うつ病と社会不安障害のため、スプリングトレーニング中にチームを離脱。しばらく野球から離れ、マイナーリーグで投手としての活動も行った。2007年、ロイヤルズに復帰。2009年はロイヤルズで16勝8敗、防御率2.16というメジャーリーグで最高の成績を収め、シーズンを終えた。この年、サイ・ヤング賞をはじめ、多くの賞を受賞した。また、2009年8月25日のクリーブランド・インディアンス戦では、1試合15奪三振を記録し、ロイヤルズの球団記録を樹立した。
グリンキーは、ロイヤルズがあまりに多くの試合に負けることに不満を抱き、チームにトレードを申し入れた。2009年12月、ミルウォーキー・ブルワーズにトレードされた。その後、2012年にロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムにトレードされた。