2014 FIFAワールドカップのグループBは、スペイン、オランダ、チリ、オーストラリアで構成されていました。グループには2010年大会の決勝の両チーム(スペイン=優勝、オランダ=準優勝)が含まれ、試合は2014年6月13日に開始され、6月23日にグループリーグ全日程が終了しました。

最終順位(グループB)

  • 1位:オランダ — 勝ち点9(3勝0敗)/得点10・失点3・得失点差+7。ノックアウトステージ進出。
  • 2位:チリ — 勝ち点6(2勝1敗)/得点5・失点3・得失点差+2。ノックアウトステージ進出。
  • 3位:スペイン — 勝ち点3(1勝2敗)/得点4・失点7・得失点差−3。グループリーグ敗退(開幕2試合で敗退が決定)。
  • 4位:オーストラリア — 勝ち点0(0勝3敗)/得点3・失点9・得失点差−6。グループリーグ敗退。

主な試合と経過

  • 開幕戦(6月13日):オランダ 5–1 スペイン。大会屈指の衝撃的な結果で、前年の王者スペインは早くも苦境に立たされました。
  • グループ序盤では、チリがスペインに2–0で勝利し、スペインは2試合を終えて勝ち点0。最終節でスペインはオーストラリアに3–0で勝利したものの、既に敗退が決まっていました。
  • オランダは3連勝でグループ首位通過。チリは2勝1敗で2位となり、両チームが決勝トーナメントに進みました。オーストラリアは3連敗で最下位に終わりました。

ノックアウトステージでのその後

  • チリはラウンド16で開催国ブラジルと対戦し、延長を含む激闘の末、PK戦で敗れて大会を去りました。
  • オランダはトーナメントを勝ち進み、準決勝でアルゼンチンと対戦。延長・PK戦の末に敗退しましたが、3位決定戦でブラジルを3–0で破り大会3位に入りました。
  • スペインはグループリーグで敗退し、4年間続いた王者としての座が終わる形となりました。

背景と評価

  • スペインは2010年大会の優勝国として高い期待を受けていましたが、2014年は戦術面・守備の脆さが露呈し、グループステージで早期敗退となりました。監督はビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)でした。
  • オランダはルイス・ファン・ハール監督の下で攻撃力を発揮し、ロビン・ファン・ペルシーやアリエン・ロッベンらを中心に好調を維持しました。
  • チリはホルヘ・サンパオリ監督のもとで積極的な攻撃サッカーを展開し、アレクシス・サンチェスやアルトゥーロ・ビダルらの活躍でグループを突破しました。
  • オーストラリアはアンジェ・ポステコグルー監督体制で臨みましたが、3連敗で敗退。攻守での経験不足と得点力不足が課題として残りました。

グループBは「番狂わせ」と「実力通りの結果」が混在したグループとなり、特にスペインの早期敗退は大会全体にも大きな衝撃を与えました。一方でオランダとチリは持ち味を発揮して決勝トーナメントへ進出し、それぞれのチームがその後の試合でも強さを示しました。