ブーレ(舞曲・音楽形式)
ブーレは、速い二拍子で演奏される活気あるフランスの舞曲および音楽楽章である。民俗伝統とバロック組曲に見られ、弱起、ダクテュロス的リズム、生き生きとしたステップ、クラシック作曲家による編曲で知られる。
概要
ブーレは、これに合わせて書かれる音楽楽章の名称でもある、軽快なフランスの舞曲である。地方の民俗的な実践に起源をもち、のちに宮廷やバロック時代の作曲家に採用された。一般に速い二拍子の拍動で演奏され、活力に富む性格と短い弱起を特徴とする。
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7 画像特徴
音楽としてのブーレは、しばしば1拍のアナクルーシス(弱起)を用い、変種もあるものの、2/2拍子や4/4拍子などの二拍子系で書かれる。そのリズムの輪郭では、強い1拍の後により軽い2拍が続くことが多く、この型はダクテュロス的と表現されることがある。振付には、小さく生き生きとしたステップ、跳ねる動きや跳躍、そして男女一組または集団での隊形に適した素早い足さばきが含まれる傾向がある。
歴史と発展
フランス中部および南部の農村舞踊に根ざすブーレは、17世紀から18世紀にかけて貴族社会と演劇のレパートリーに加わった。フランス宮廷の作曲家と舞踏教師は民俗的要素を様式化された振付へ取り入れ、舞曲組曲の一部として器楽ブーレを作曲した。ブーレは、組曲や曲集のなかで気分とテンポに変化を与えるため作曲家が用いた、いくつかの短い舞曲の一つとなった。
クラシック音楽における位置づけと例
バロック時代の作曲家は、独立した作品としても組曲内の楽章としてもブーレを書いた。この形式は通常、反復される二つの部分からなる二部形式であり、鍵盤楽器と撥弦楽器の双方に適している。現代の一般的な認知において特に知られる例の一つは、J・S・バッハのリュート作品に由来するとされるブーレで、ギターその他の楽器のために広く編曲されている。近縁のガヴォットとの直接的な対比についてはこちらを、リズムに関する論考についてはこちらを参照。
用途、変種、主な相違点
- 民俗音楽と芸術音楽:地方のブーレは共同体の舞踊形式を保った一方、芸術音楽のブーレは様式化された演奏会用作品となった。
- アナクルーシス:ガヴォットの2拍の弱起に対し、1拍の弱起はブーレを区別する一般的な特徴である。この違いの詳細はこちら。
- 現代の復興:民俗音楽団体や古楽アンサンブルは現在もブーレを演奏・指導している。追加資料はこちらで閲覧できる。
田園で、バロック組曲で、あるいは現代のリサイタルで触れる場合にも、ブーレは社交舞踊と器楽作品を結び付ける、簡潔で活気に満ちた形式であり続けている。
関連項目
著者
AlegsaOnline.com ブーレ(舞曲・音楽形式) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/13411