アレハンドロ・アブリネス・レドンド(1993年8月1日、パルマ・デ・マヨルカ生まれ)は、スペイン出身のプロバスケットボール選手。ポジションは主にシューティングガード/スモールフォワードで、長身からの正確な外側シュートを武器とする。父はACBでもプレー経験のあるガブリエル・アブリネス・マルティで、バスケットボール環境で育った。
アブリネスは7歳のときに地元クラブのラ・サール・パルマ(C.B.ラ・サール)でバスケットボールを始め、ジュニアカテゴリーで着実に成長した。10代前半からスペイン国内のユース大会で注目され、17歳頃にはラ・サールのジュニアチームで主力としてプレーしていた。
クラブ経歴(若年期からプロ昇格まで)
2010年、アブリネスはウニカハ・デ・マラガのキャンパスに参加し、名将アイト・ガルシア・ルネス(Aíto García Reneses)のもとで育成される道を選んだ。クラブの育成チームであるクリニカス・リンコン(Clínicas Rincón)ではLEB Oro(スペインの2部リーグ)でも経験を積み、プロとしての基礎を固めた。
2011年夏、U-18スペイン代表として出場したFIBA U-18欧州選手権では大会MVPに選ばれ、同大会のオールトーナメント(ベスト5)にも名を連ねるなど、国際舞台で頭角を現した。これらの活躍が評価され、2011年10月にはACBリーグでグラン・カナリア戦にてトップチームデビューを果たした。
その後、アブリネスはクラブレベルでもヨーロッパの舞台へ進出し、ユーロリーグなどハイレベルな大会で経験を積んだ。2012年2月にはスペイン国内カップ戦であるラ・コパ・デル・レイ(国王杯)にも出場し、公式戦での実戦経験を重ねている。
以降のキャリアと代表歴
ユース代表としての成功を足がかりに、アブリネスはその後もクラブや代表で経験を積み、成熟した3ポイントシューターとして評価を高めた。2013年のNBAドラフトで指名されるなど国際的な注目も集め、以降は欧州のトップクラブや国際舞台でのプレーを通してキャリアを築いている。各年代のスペイン代表で活躍し、フル代表にも選出されるなど代表経験も有する。
プレースタイルと評価
アブリネスはアウトサイドシュートの精度が高く、フロアスペースを作る能力に優れる選手として知られる。ボールムーブメントの中での正確なシュートと、ピック&ロールからのオープンショットを得意とする一方で、ディフェンス面でも相手の翼を抑える役割を果たすことが多い。若いころから高いキャッチ&シュート能力が評価され、国際大会でも多くの注目を集めた。
総じて、アレハンドロ・アブリネスはユース時代から順調に成長し、国内外での経験を経てスペインを代表するシューターの一人となった選手である。今後もクラブ・代表の両面でさらに実績を積むことが期待されている。