BioShock 2(バイオショック2)— 概要、ゲームプレイ、物語、遺産
『BioShock 2』(2010年)は、水中都市ラプチャーを舞台とする一人称視点アクションゲーム。ビッグダディとして自由意志と集産主義のテーマに触れ、既存・新規のシステムや登場人物を体験する。
『BioShock 2』は、一人称視点シューティングおよび物語重視の作品であるBioShockの続編である。2010年に発売され、2K Marinが開発した本作は、前作の出来事から8年後、荒廃した海底都市ラプチャーへとプレイヤーを戻す。シューティング、探索、物語に即した道徳的選択を組み合わせるシリーズの特色を維持しつつ、プレイヤーの役割を変え、本作固有のシステムと登場人物を導入している。
画像ギャラリー
3 画像ゲームプレイとシステム
『BioShock 2』でプレイヤーが操作するのは、初期型のビッグダディである被験者デルタ(アルファ・シリーズ)である。通常の銃器に加え、超自然的な能力を与える遺伝子改造「プラスミド」、そして「ジーン・トニック」と呼ばれることもある新たなパッシブ強化を組み合わせて戦う。主なシステムと変更点は以下のとおりである。
- 二刀流:プラスミドの能力と銃器を同時に使え、より攻撃的で多彩な戦術が可能となる。
- ビッグダディの視点:ビッグダディであることは移動、武器、防具に影響し、リトルシスターやラプチャーとの関わり方も変化させる。
- 収集要素と成長:ADAM、リサーチカメラの使用、アップグレードステーションは、引き続きキャラクター育成の中心をなす。
- 新たな敵:ビッグシスターのほか、変化したラプチャーの政治体制に新たに同調する住民が登場する。
- マルチプレイヤーと配信コンテンツ:本作は対戦型マルチプレイヤーモードを搭載して発売され、追加のダウンロードコンテンツも提供された。
物語、登場人物、テーマ
『BioShock 2』は、精神的な絆で結ばれたリトルシスター、エレノア・ラムとの再会を目指す被験者デルタの旅を中心に描く。主な敵対者は、アンドリュー・ライアンの客観主義的世界から、ラプチャーを集産主義的に再編することを唱えるソフィア・ラムが体現する新たな思想的対立へと移る。物語は自由意志、親子の絆、思想実験がもたらす代償といったシリーズでおなじみのテーマを扱いながら、リトルシスターとプレイヤーの選択に結び付いた異なる道徳的ジレンマを提示する。
開発、発売、評価
2K Marinが開発し、2K Gamesが発売した『BioShock 2』は、ラプチャーの雰囲気ある舞台への再訪と、かつて敵対的な存在だったビッグダディに焦点を当てた物語によって期待を集めた。批評家やプレイヤーは強い雰囲気と物語性を評価した一方、構成やトーンが前作を想起させるとの指摘も多かった。操作可能なビッグダディ、新たな社会的テーマ、マルチプレイヤーといった革新性をめぐるコミュニティでの議論は、本作の遺産を語るうえで重要な要素であり続けている。
遺産と位置付け
『BioShock 2』は、作品世界や前作とは異なる視点を広げる「伴走型の続編」と評されることが多く、前作を根本から再発明する作品ではない。シリーズに馴染みのない読者は、繰り返し登場するシステムや物語の流れを理解するため、まずオリジナル版のBioShockを参照するとよい。本作は熱心なファン層を保ち、アクションゲームにおける物語設計へフランチャイズが継続的に及ぼす影響にも寄与している。公式資料および追加情報については、BioShock 2の情報を参照。
著者
AlegsaOnline.com BioShock 2(バイオショック2)— 概要、ゲームプレイ、物語、遺産 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/135344