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上腕動脈:解剖、分枝、機能と臨床的重要性

上腕の主要な動脈。腋窩動脈から続き、腕と肘に血液を供給する。肘窩で触知でき、血圧測定や臨床的アクセスに用いられる。

概要

上腕動脈は、上腕の主要な動脈である。大円筋の下縁で腋窩動脈から連続し、上腕の内側を下行して、通常は肘窩で橈骨動脈と尺骨動脈に分岐する。上腕の筋肉および関節、ならびに肘周囲の構造へ酸素化された血液を供給する。

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解剖と分枝

上腕動脈は正中神経と伴走し、肘の近くでは上腕二頭筋腱に覆われる。主な分枝には通常、以下が含まれる。

  • 深上腕動脈(上腕深動脈)— 上腕後方の筋群に血液を供給する
  • 上尺側側副動脈および下尺側側副動脈 — 肘周囲の動脈網の形成に寄与する
  • 筋枝 — 周囲組織に分布する小動脈

機能と臨床的重要性

上腕動脈は機能的に、上腕の前区画および後区画へ血液を供給し、肘の側副循環にも関与する。臨床では一般的な処置の対象となる。カフを用いる非侵襲的血圧測定は上腕動脈部で行うことが標準化されており、脈拍は肘窩で上腕二頭筋腱の内側に触知できる。また、外傷、外科的露出、血管アクセスにおいても重要である。

臨床上の留意点と変異

上腕動脈の損傷は著しい出血または末梢虚血を引き起こしうる。小児の上腕骨顆上骨折は、血管障害を来すことが知られるリスクである。橈骨動脈と尺骨動脈への高位分岐や、分枝様式の変異などの解剖学的変異がみられ、外科医やインターベンショニストが認識しておくことが重要である。動脈カニューレ挿入や採血にはより末梢の血管が用いられることが多いが、上腕動脈は止血および診断的触診において依然として重要である。

歴史的・発生学的事項

この血管は、古典的な解剖学書において腋窩動脈の連続として記載されている。発生過程では、四肢の動脈パターンは一次軸動脈から形成され、その後に再構築が起こる。この過程により、成人で観察される多様な変異が説明される。上腕動脈の解剖を理解することは、整形外科、血管外科、救急医学における安全な臨床実践の基礎である。

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著者

AlegsaOnline.com 上腕動脈:解剖、分枝、機能と臨床的重要性

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/13571

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