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米国聖公会(アメリカ合衆国)

米国および周辺管轄区域におけるアングリカンの伝統の教会。典礼的礼拝、主教制による統治、社会的・神学的論争への積極的関与で知られる。

米国聖公会は、世界的なアングリカン・コミュニオンに属する、アメリカ合衆国を基盤とする教会である。イングランド国教会に起源をもちながら、アメリカ独立革命後にその環境に合わせて形成された。典礼の伝統と代表制を組み合わせ、聖書・伝統・理性を重視する独自の姿勢を特色とする。50州の各地で会衆に奉仕するとともに、米国本土外の教区や管轄区域も含み、領域や教会会議区など、その奉仕に結び付く組織も置いている。

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信仰と礼拝

米国聖公会の礼拝は『共通祈祷書』を中心とし、同書は公的典礼、洗礼、聖餐、司牧的儀式を形作っている。歴史的キリスト教の信条を信奉し、洗礼と聖餐という二つの主要な秘跡を実践するとともに、歴史的主教制における聖職の務めを認める。神学的には、アングロ・カトリックから低教会派の福音主義まで幅広い立場があり、秘跡への信心と聖書研究の双方を重んじる文化を生み出している。

組織と統治

主流派プロテスタントの一教派として、米国聖公会は主教が率いる教区によって組織され、教区は管区にまとめられている。全国的な立法機関である総会は定期的に開催され、教義、典礼、方針を定める。小教区と教区は、聖職者の指導と、選挙で選ばれた信徒の参加を組み合わせて運営される。これは、主教制の統治を代表制の仕組みによって調整するものであり、主流派教派に典型的な構造を反映している。

歴史と発展

この教会は、アメリカ独立後、新しい国家における聖公会の聖職者と会衆が、イングランド国教会から独立した教会組織を求めたことから発展した。初期の指導者たちは使徒継承を確保し、典礼をアメリカの文脈に適応させた。20世紀から21世紀にかけて、同教会は信徒の役割を拡大し、女性が聖職に就く道を広げるとともに、社会問題にも積極的に取り組むようになった。

現代における役割と課題

近年、米国聖公会は公民権、社会正義、人間の性をめぐる公的論争で存在感を示してきた。女性の叙任、さらにLGBTQの人々を聖職に含めること、および同性婚の祝福を認可する決定は、教会内部での議論と、より広いアングリカン世界における再編の双方を引き起こした。こうした展開は、市民生活に関わりながら伝統と変化の均衡を求める教会としてのアイデンティティを形作っている。

主な事実

  • 総裁主教は全国選挙で選ばれる指導者であり、海外でも教会を代表する。マイケル・B・カリーは、近年の歴史においてこの職に選ばれた最初のアフリカ系アメリカ人であった。
  • 同教会は小教区、学校、神学校、チャプレンシーを維持し、多くの地域社会における教育と司牧的ケアに貢献している。
  • 世界のアングリカンの家族の中で重要な発言力を保ち、エキュメニカルな対話と国際的な宣教に参加している。

著者

AlegsaOnline.com 米国聖公会(アメリカ合衆国)

URL: https://ja.alegsaonline.com/art/138083

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出典
  • ncccusa.org : "Trends continue in church membership growth or decline, reports 2011 Yearbook of American & Canadian Churches"