モロッコのララ・サルマ王女:公に認められた王室配偶者
ララ・サルマ王女(旧名サルマ・ベンナニ、1978年生まれ)は、モロッコ国王ムハンマド6世の配偶者。公に認められた同国初の王室配偶者として、健康とがん予防の活動で知られる。
概要
ララ・サルマ王女(1978年5月10日、フェズ生まれ、旧名サルマ・ベンナニ)は、モロッコのムハンマド6世国王の配偶者である。モロッコ君主の妻として初めて公に認められ、公式の王室称号を与えられた人物として注目を集めた。公的な役割では、儀礼上の務めと、健康・社会的課題に関する支援活動を担った。
画像ギャラリー
1 画像生い立ちと背景
フェズで生まれ育ったサルマ・ベンナニは、民間の非王族家庭の出身であり、モロッコ王位継承者と出会う前に高等教育を受けた。彼女の名と称号は、同国の文化的多様性を反映して、アラビア語やアマジグ語を含む複数のモロッコの言語で用いられている(アラビア語、アマジグ語)。職業生活から王室へ移行したことは、近代モロッコ王室の慣行における注目すべき変化となった(人物資料)。
公的役割と取り組み
ララ・サルマ王女は、公的活動と慈善活動に積極的に関わった。とりわけ、がんの予防と治療に取り組む活動を創設し、その名称を冠したことで知られる。その後援は、モロッコにおける腫瘍学的医療へのアクセス改善を目指す健康啓発キャンペーン、病院事業、周知プログラムに及んだ。また、公式訪問や国際行事においてモロッコ王室を代表した。
活動と評価
- がん予防・治療の取り組みの創設者および後援者。
- 国賓訪問や外交レセプションにおける代表。
- 公衆衛生、社会福祉、文化プログラムの支援者。
私生活とその後の動向
ララ・サルマ王女は2000年代初頭にムハンマド6世国王と結婚し、王位継承者を含む2人の子どもの母である。2010年代後半以降は公の場への出席が少なくなり、活動に関する公式情報も限定的となった。この変化は世間とメディアの関心を集めた。彼女の役割をめぐる議論は、モロッコにおける近代化、ジェンダー、公的生活という、より広範な論点にも触れている(王制に関する背景)。
特筆される点
王室配偶者として公に認められたことは、従来のモロッコ王室における、より私的な慣行からの転換を示した。国際的な観察者とモロッコ市民は、健康支援活動への積極的な関与を、彼女の公的人物像を特徴づける要素として認識した。詳しい資料や公式発表については、関連する資料および記録を参照されたい(王室の公式発信)。
著者
AlegsaOnline.com モロッコのララ・サルマ王女:公に認められた王室配偶者 Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/144473