テラー・トレイン(1980年の映画)
『テラー・トレイン』は、ロジャー・スポティスウッド監督、ジェイミー・リー・カーティス主演による1980年のカナダ製スラッシャー映画。冬のため立ち往生した列車内で、仮面の襲撃者が学生たちを恐怖に陥れる。
『テラー・トレイン』は、ロジャー・スポティスウッドが長編映画監督デビュー作として手がけた1980年のカナダのホラー映画である。スラッシャー映画の慣習と、閉鎖的で移動する舞台を組み合わせた本作は、ジェイミー・リー・カーティスを当時を代表する「スクリーム・クイーン」の一人として印象づけることに寄与した。20世紀フォックスが公開し、1970年代後半から1980年代初頭にかけてのスラッシャー映画を代表する注目作として現在も知られている。
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5 画像概要
物語は、貸切列車内で開かれた大学生たちの仮装パーティーが、次第に過激化する悪ふざけと暴力的な復讐計画の現場となる展開を描く。冬の天候によって列車が立ち往生するなか、仮面の殺人者が乗客たちをつけ狙い、緊張感は高まっていく。本作はサスペンス、変装のモチーフ、そして緊迫した状況下における集団の力学を描く場面を織り交ぜている。
出演者と製作
主な出演者には、ジェイミー・リー・カーティス、ベン・ジョンソン(リンク)、ハート・ボックナー、ヴァニティ(リンク)、アンソニー・シャーウッドらがいる。それまでテレビ作品と短編作品で知られていたロジャー・スポティスウッドにとって、本作は初の長編監督作であった。製作はカナダで行われ、限られた列車内の環境が物語の重要な装置として用いられている。
作風、テーマとジャンルにおける位置づけ
本作は、仮面を着けた襲撃者、若者のアンサンブル・キャスト、復讐という動機など、当時のジャンルで一般的だった要素を採用している。一方で、走行する列車という舞台は、作品に独特でエピソード的な構成を与えている。仮装がもたらす匿名性と、遊び半分の欺きが危険なものへと変わり得る過程を探っている点も特徴である。映像面では、長時間にわたる残酷描写よりも、狭い室内空間と突発的なアクションを重視している。
評価と遺産
公開当時の批評家の反応は賛否が分かれた。カーティスの演技と設定は評価された一方、筋運びやテンポを批判する声もあった。時を経て本作はカルト的な観客層を獲得し、映画製作者がスラッシャー映画の形式を珍しい場所へ適応させた例として、初期のスラッシャー作品群とともにしばしば論じられている。
注目すべき事項
- 単一の限定された場所を用いてサスペンスを高めた作品として、しばしば取り上げられる。
- ジェイミー・リー・カーティスの初期ホラー映画女優としての評価形成に寄与した。
- 20世紀フォックス配給作であり、『ハロウィン』以後に相次いだスラッシャー映画の潮流の一部である。
著者
AlegsaOnline.com テラー・トレイン(1980年の映画) Leandro Alegsa
URL: https://ja.alegsaonline.com/art/146517