ブリックとは?意味・種類・用途をわかりやすく解説
ブリックの基本から種類・用途まで図解でスッキリ解説。素材選びや施工例、活用アイデアまで初心者にも分かりやすく紹介。
ブリックとは、以下のようなものを指す場合がある。
1. 建築資材としてのブリック(レンガ)
ブリック=レンガとして使われる場合は、粘土やセメントなどを成形・焼成(または成形)して作る固いブロックを指します。一般的には「レンガ」「煉瓦(れんが)」と呼ばれることが多いです。
- 主な種類
- 焼成レンガ(赤レンガ): 粘土を高温で焼いて作る。耐久性が高く伝統的。
- コンクリートブロック: セメントを成形したもの。大きく安価で建築の下地に使われる。
- 化粧レンガ(ブリックタイル): 表面仕上げ用の薄型レンガタイル。外壁や内装の装飾に利用。
- 穴あきレンガ・軽量レンガ: 断熱性や施工性を高めたもの。
- 特長: 耐久性、耐火性、遮音性が高い。断熱性や吸水性は素材・構造で異なる。
- 用途: 外壁、内壁、床、舗装、暖炉、庭の造作など。
- 注意点: 凍結融解や吸水による劣化、施工時のモルタル選びや目地処理が長期耐久に影響する。
2. 電子機器での「ブリック」(bricked)
「ブリック」=機器が動かなくなる状態を指します。スマートフォン、タブレット、ゲーム機、ルーターなどが正常に起動できず、使えなくなることを意味します。
- ソフトブリック(soft brick): 起動ループやエラーで動作しないが、リカバリーモードやセーフモードで復旧できる場合がある。
- ハードブリック(hard brick): 電源すら入らない、ブートローダーにアクセスできないなど重度で、専用機器や基板レベルの修理が必要な場合がある。
- 主な原因: ファームウェア更新の失敗、非公式ROMやカスタム書き換え、電源断、ブートローダー破損、ハードウェア故障。
- 対処・予防:
- 公式アップデートを使う、手順を守る、十分なバッテリー残量で作業する。
- バックアップを取る。カスタム操作前にリスクを理解する。
- リカバリーモード、ファクトリーリセット、PC用のリカバリーツール(メーカー提供)での復旧を試す。
- 重度の場合はメーカー修理や専門業者でのJTAG/シリアル書き換えが必要になることがある。
3. 容器・パッケージとしてのブリック(ブリックパック)
飲料で使われる紙パックの一種を「ブリックパック(ブリック)」と呼ぶことがあります。四角い箱形状で保存・輸送に適しており、ジュースや牛乳のパッケージで見かけます。主な特徴は軽量で積み重ねやすいこと、長期保存向けに無菌充填が可能な点です。
4. ホビー・製品名などその他の用法
- レゴなどの組み立てブロック: 英語の"brick"が由来で、「ブリック(パーツ)」と呼ばれることがある。
- インテリア用語: ブリック調のタイルやパネル(ブリックタイル)として、内装外装の装飾素材を指す。
- 用語は文脈で意味が変わる: 建築材料、電子機器の障害、容器、ホビー用パーツなど、文脈に応じて解釈してください。
まとめ
「ブリック」は日本語で複数の意味を持つ外来語です。一般的には建築用のレンガを指しますが、電子機器が起動不能になる「bricked(ブリック化)」やパッケージ容器(ブリックパック)、ホビーの部品名など、用途により大きく異なります。文章や会話の前後関係を見て、どの意味で使われているかを判断するのがポイントです。
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